これは同号で「機動戦士ガンダム バンディエラ」(加納梨衣 原作:矢立肇・富野由悠季)の連載が始まったのに合わせた企画で、撮影したのは写真家・蜷川実花。
その完成度の高さで発売直後から話題を呼んでいるグラビアの感想を桃月本人に聞いたインタビューが到着した。(グラビア別カットはこちらから)
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──『週刊ビックコミックスピリッツ』の初登場おめでとうございます。
桃月 ありがとうございます! いつか絶対スピリッツさんの表紙になりたいと思っていたのですごく嬉しいです。表紙になっただけでも嬉しいのにまさか憧れの蜷川実花さんに撮っていただけるなんて…。最初お話をお聞きした時、聞き間違いかと思って「えっ!?」って言ってしまいました(笑)。
──撮影された感想はいかがでしたか。
桃月 元々、蜷川実花さんの鮮やかな世界観が好きで今までの作品も見ていたので、そんな蜷川実花さんに撮っていただけるということで最初はとても緊張していました。撮影前にどんな衣装でどんなイメージで撮るという事前打ち合わせをさせていただいたのですが、その時から緊張していて前日もなかなか眠れなかったりして…。さらに打ち合わせや本番も含め関わられるスタッフさんもすごく多くて、こんな沢山の方が携わった作品になるんだと考えてしまって、多分今までで一番プレッシャーを感じた撮影だったと思います(笑)。ですが、いざ本番でお写真を撮っていただいていると、「可愛い~!」と言っていただけたりと現場の空気がすごく素敵で優しく、私も写真を撮られる側としてその期待に応えたいと集中できて、楽しんで撮影を行うことが出来ました。初めての蜷川実花さんワールドを全力で満喫することができました! ありがとうございます。
──コスプレイヤーとして見た時に、今回の撮影はいかがでしたか?
桃月 コスプレ歴はもう6年目くらい? とまあまあ長いのですが、今回のような王道というか、誰もが知っている作品のコスプレはしたことがなく、かつコスプレではあるのですが、キャラクターの衣装をベースにプロの方がアレンジしてくださった豪華な衣装を着れる機会は滅多にないのでとても楽しかったです。また、今回やらせていただいたキャラクターは今までに沢山の有名な芸能人の方々もやっているので、プレッシャーもあったのですが、その中でも私らしさというか、私が魅せるキャラクターを演じれたらいいなという気持ちで撮影に挑みました。個人的にはガンダムのジオン軍とキューティーハニーが気に入っているのですが、カメラマンさんが蜷川実花さんで、どちらもスペシャルな衣装やヘアスタイルなので、間違いなく今までにないまた新たな私が見れると思います。
──蜷川実花さんへ一言お願いします。
桃月 憧れの蜷川実花さんの世界観に実際に触れることが出来て本当に光栄です。まだまだコスプレしたい作品も沢山ありますし、もっともっと蜷川さんの世界観に触れたいので、頑張ってまたいつか、一緒にお仕事できたら嬉しいです! ありがとうございました!