【写真】ハローキティ50周年をお祝いするゆりやんレトリィバァほか【6点】
「75歳になっても未だにギター小僧で、常に横にギターがないと駄目なんです。ギターというのは女性のボディと同じようなものなんですね。そういう意味でいうと、永遠の妻でしょうか」と話す松崎は、「中学高校の頃はギターショップに行って、Fenderのジャズマスターという機種を兵器で2~3時間眺めていましたね。そのときは店に行って触らせてくれませんかっていうことができなかった。それを手に入れたときに始まりましたね。いろんな機種を弾いて、友達が僕のことをじじいの盆栽というんですけど、120本ぐらいありますかね。好きなんですよね」とギター愛について語った。
一方、ピアノが弾けることでも知られているゆりやんは、ギターも弾けるのか問われると「実は……弾けないんです」と告白。続けて「小学生の時に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を観たんですけど、作中で、マイケル・J・フォックスが『Johnny B. Goode』を弾いているじゃないですか。こんなかっこいいのがあるんだと思って、その時から始めていたら、ギター歴は20年ぐらいですね」とボケて、会場を笑わせていた。
また、ゆりやんはイングランドのロックバンド、アークティック・モンキーズに憧れていたそうで「エレキギターをバイト代を貯めて買ったんですよ。3つだけコードを練習したんですけど、そこから全然弾けなくて」と話すと、それを聞いた松崎は「3つ弾けるだけで大丈夫です。音感がいい人だから、何をしてもすぐにマスターすると思います」と褒めちぎっていた。
ハローキティ本人も登場すると、MAMIは「めっちゃかわいいですもう」と一言。ゆりやんは「かわいくて、かっこよくて……Fender~~!!」と、Fenderとホイットニー・ヒューストンの歌う『I Will Always Love You』より、有名なワンフレーズ「And I…」を用いて、またもボケていた。
イベント終盤では、50周年を祝いうためと、3つのコードしか知らないゆりやんのために、誕生日ソングの定番『Happy Birthday to You』を、ハローキティとFenderのコラボギターでセッション。松崎は「学生の頃にアマチュアバンドで一番最初に音を出したときの感じですね。エモーショナル」としみじみと感想を口にすると、MIMAは「みんなとセッションで来てうれしかったし、ギターの鳴りがすごくよくて、パンチのある音でめちゃくちゃかっこよかったです」と大絶賛していた。
そして、ゆりやんは「キティちゃんのギターを今日触らせていただいて、3つのコードだけでみんなと音楽を楽しめるんだって実感したので、もっといろいろコード弾けるようになって、もっといろんな曲弾けるようになりたいです」と意気込んだ。MCから「とてもステキですね」と評価されると、ゆりやんは「かき鳴らしたいです、人生のコードを」と胸を張って答えていた。
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