18日(土)から9日間にわたってTOKYO DOME CITY HALLにて行われた「AKB48グループ 2020TDC ライブ祭り」。全17公演のトリを務めたのはAKB48の小栗有以
2017年の初のソロコンサート『新春!チーム 8 祭り~小栗有以の乱~』から3年、AKB48グループ初の二度目のソロコサート「YUIYUI TOKYO」を開催した。

冒頭、自身が主演したドラマ『マジムリ学園』(日本テレビ系)の主題歌『百合を咲かせるか?』からスタート。映像をふんだんに使った演出で『バラの儀式』へと続き、『Blue rose』『風は吹いている』ではダンサーと共に大人っぽいパフォーマンスで、3年前からの成長を感じさせるオープニングで会場を魅了した。
AKB48小栗有以ソロコンサート、成長を感じさせる“大人な”パフォーマンスで観客を魅了【写真9点】


一転、『ぐ~ぐ~おなか』や『キスだって左利き』では等身大の可愛らしい一面を見せ、自身が好きな曲だと言う『ラッキーセブン』では卒業生で絶対的エースの前田敦子の衣装を着用しパフォーマンスした。

ライブ中盤には、“新しい表現世界への挑戦”ということで、Ruu、辻本知彦、Seishiroのコレオグラファー3人に指導を受け、K-POP系、コンテンポラリーダンス、JAZZ系コレオグラフィと3種のパフォーマンスに挑戦。パフォーマンスの最後には、小栗扮するコレ・オグリ・ファーYuiYuiとして、小栗自身が振り付けを考えた『抱きしめちゃいけない』を披露した。
AKB48小栗有以ソロコンサート、成長を感じさせる“大人な”パフォーマンスで観客を魅了【写真9点】


それぞれ小栗の“新たな魅力”が存分に発揮されたパフォーマンスに指導した3人も納得した様子で、「甘さというか、緩みを感じないというか、しっかりと何かに向かって生きてるなというのが一瞬で伝わりました」(Ruu)、「最初に感じたのは純粋に受け入れる素直さ。努力したんだと思う。伝わりますよ」(辻本)、「誰よりも懸命に、強く、努力を惜しまず、表現ができる子、青い炎のような女性だなと思いました」(Seishiro)とコメントを寄せた。

小栗は「最初は上手くできない自分にすごく悔しかったんですけど、いっぱいご指導いただいて本当に勉強になったし、これまで知らなかったというか、気づけなかったことにもいっぱい気づいて、この挑戦をしてよかったなと思いました」と、改めて3人に感謝の気持ちを述べた。

本編最後はピアニストmakiによる演奏で、ファンへの気持ちを込めて『アリガトウ』をしっとりと歌い上げた。

アンコール明けは、チーム8楽曲で会場をさらにヒートアップさせ、「あっという間に 6 年が経つんですけど、総監督のみーおんさん(向井地美音)がメンバーそれぞれにアイドルとしての物語があるって言っていて、私も自分が納得するまで『小栗有以のアイドル物語』って本が1冊できるくらい物語を作っていきたいなと思いました。
分厚い1冊の本ができるくらい、何があっても前を向いてポジティブに頑張りたいと思います。そしてこれから、『AKB48巻き返しの章』をファンのみなさんとメンバーみんなで作りあげていきたいです。みなさんの支えのおかげでこうしてステージに立てているので、感謝して、みなさんにたくさん嬉しい報告だったり恩返しだったりができるように頑張っていきたいと思います。今日は本当にありがとうございました」とファンへの感謝の気持ちと 15 周年を迎えるAKB48の先頭を走る決意を誓った。
AKB48小栗有以ソロコンサート、成長を感じさせる“大人な”パフォーマンスで観客を魅了【写真9点】

▽AKB48 小栗有以ソロコンサート ~YUIYUI TOKYO~
日時:2020年26日(日)
場所:TOKYO DOME CITY HALL

▽セットリスト
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1 百合を咲かせるか? 小栗
2 バラの儀式 小栗
3 Blue rose 小栗
4 風は吹いている 小栗
5 ぐ~ぐ~おなか 小栗
6 キスだって左利き 小栗
7 永遠より続くように 小栗
8 ラッキーセブン 小栗
9 プラスティックの唇 小栗
10 この涙を君に捧ぐ 小栗
11 すべては途中経過 小栗
12 抱きしめちゃいけない 小栗
13 瞳(オリジナル:大原櫻子) 小栗
14 愛する人 小栗
15 ハイテンション 小栗
16 Teacher Teacher 小栗
17 好きだ 好きだ 好きだ 小栗
18 ランナーズハイ 小栗
19 ハッピーエンド 小栗
20 ごめんね、好きになっちゃって… 小栗
21 法定速度と優越感 小栗
22 47の素敵な街へ 小栗
23 アリガトウ 小栗 ~アンコール~
EN1 制服の羽根 小栗
EN2 夢へのルート 小栗
EN3 大声ダイヤモンド 小栗
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