【写真】主人公を演じる足立梨花の撮りおろしカット【6 点】
──本作のタイトルにもある“ワンナイト”をはじめ、男女関係にも様々な形があります。足立さんがパートナーに対して求める条件というと何かありますか。
足立 最終的に自分の味方をしてくれる人、ですかね。味方になってくれる人が近くにいるだけで心強いと思うんです。もしかしたら、彼氏と結婚相手とで求めることに違いがあるのかもしれないですね。彼氏だったらドキドキ感や目の前のキラキラとか優しさとか、そういうものだけでもいいんですけど、結婚となると、それだけだとダメな部分があるよなと思ったり。どちらにしても、やっぱり私は一緒にいて落ち着く人、何でも話せる人というのは、大事かなと思います。
──2023年にご結婚された足立さんですが、決め手はどんなことだったのでしょうか。
足立 自分の年齢というのはもちろんありました。「この年齢で付き合うんだったら、今後も考えなきゃいけないよね」ということは前提にあって、あとはお互いのタイミングですかね。結婚って、どっちかだけがしたいと思っていてもできないじゃないですか。
──いわゆる、プロポーズをされてビビビと来る、みたいなことではないんですね。
足立 だけど、お互い「そうだよね」となった流れでも、「プロポーズをされると泣けるんだ」ということは新しい発見でした!(笑)プロポーズされると分かった上でプロポーズを受けているんですけど、あんなに感動するもんなんだなって。やっぱり、そうなってみないと分からないことってたくさんあるんだなと知りました。
──お互いに分かりきっていたとしても、プロポーズはした方がいいと。
足立 絶対、した方がいい!大事です。
──2024年は足立さんにとってどんな年でしたか。
足立 2023年に結婚して、2024年に結婚式をして、とプライベートの変化がすごく大きかった期間でした。
──結婚を機に仕事の価値観が変わることってありますよね。
足立 そうですね。やっぱり「これだけは優先させたい」というプライベートの事柄も出てくるし、でも仕事は仕事としてやらなきゃいけない部分もあるし。「結婚したしね」というように、周りの見方が変わる部分もあると思うんです。
──仕事をする上での“マイルール”はありますか。
足立 「自分の気持ちに素直でいること」。バラエティ番組でVTRを見てのリアクションとかももちろん求められるんですけど、作ったリアクションは視聴者にバレる。だから、自分自身が楽しむことを一番に優先しています。ドラマでも、自分が視聴者として一番のファンでいることを大事にしていますね。
──それは、これまでの経験から培ったものなのでしょうか。
足立 そうかもしれません。VTRを見てワイプでリアクションをする時も、「お願いします」と言われても難しいじゃないですか。
──2025年はどう過ごしたいですか。
足立 余裕のある女性でいたいです。お仕事の部分では、もう少し攻めの姿勢を見せてもいいのかなとも考えています。「足立梨花」であることには変わりないんですけど、プライベートは「足立梨花」ではないから、「足立梨花」でいる時は、もうちょっと面白いことにチャレンジしていってもいいのかなって。別に安定していなくてもいいのかも。プライベートでは安定してたいけど。
撮影/山田健史 スタイリスト/奈雲恵里 ヘアメイク/杉村理恵子
衣裳:ワンピース(LILLIAN CARAT)、パンプス(ダイアナ ダイアナ銀座本店)、アクセサリー(auca)
【前編はこちら】足立梨花、性欲と理性で葛藤する主人公に「したいと思う日があることを女性も言っていい」