え~! WACKさんの取材なんですか!! 本当に大好きなんですよ。最初に観たのは、アプガ(2)の前にやっていたご当地アイドルの頃で、仙台の対バンイベントにBiS(1期)さんと一緒出させてもらって。実際に観るまでは「ヤバいグループ」としか思っていなかったんですけど(笑)、『nerve』が流れたときのファンの方の盛り上がりがすごくて、それから好きになりました。それまで観たアイドルのどれとも違って、斬新すぎたし刺激的でしたね。
だからBiSHさんは、結成当初から注目していたんです! デビュー前に黒目の写真が出たじゃないですか? そのときからアイナ・ジ・エンドさんは推しメンだ! と決めていましたね(ドヤ顔)。黒髪で前髪パッツンのロングが好きなんで(笑)。ただ、最初のMVがもう顔とかグッチャグチャじゃないですか! 私は基本的にはハロプロ好きなので「ひどい仕打ちだ! ありえない!」と思うんですけど、あのMVを観ていると「頑張れ!」って思っちゃうんですよね。完全にジュンジュン(渡辺淳之介)の手のひらで転がされていますよね~。
GANG PARADEさんは同じレーベル(T-Palette Records)の時期もあったんですけど、対バンはなかったんですよね。ギャンパレさんといえばカミヤサキさんですよ! カミヤさんはもう「カミヤさん」ってアイドルのジャンルですよね。パフォーマンスもすごいですし、ミーハーなので写真をお願いしたことがあるんですけど、本当に優しくしてくださって……。ジュンジュンはカミヤさんとプー・ルイさんを大切にしてほしいです! WACKを作った偉大なメンバーですから。
でも、ジュンジュンも私の推しメンなんですよね……。だからイベントでうちのボスとジュンジュンが普通に並んでいるときはびっくりしました! それでお話しさせてもらったら、下ネタばんばん言ってくるんですよ(笑)! 普通のアイドルにもそういう事言ってくるんだなってびっくりしました。でもそこも好きです!
もし自分がWACKさんに入ったら? いや~~! どうしよう!! オーディションの体力テストとかダンスはいけると思うんですけど、「WACK顔」ってあるじゃないですか。私はそこにハマらないと思うんですよね(笑)。アプガ(2)もやっぱりハロプロ顔が選ばれていると思うので、そこは相容れないと思います……。
でも、WACKさんもすごいけど、アプガファミリーも負けてないですよ! 勝っているところっていうと……何かな。自分たちで作り上げるところ、ですかね。WACKさんはジュンジュンのプロデュースがしっかりしているじゃないですか。だから全体のカラーや方向性もしっかりしていますよね。私たちは自分たちであれこれ発言してやることが多いんです。YouTubeとかも自分で撮影して編集することも多いですし。イメージだと「WACKが自由で、アプガはアイドルだから硬そう」て思われてそうですけど、意外と逆かもしれませんね。
WACKさんは曲も大好きなので、松隈ケンタさんの曲を歌えるのは素直に羨ましいです! いつかアプガ(2)の曲も書いてほしいです。BiSHさんのライブを観させていただくと、関係者席だけど踊りだしたくなっちゃうんですよね! でも一度ボスと和田(彩花=元アンジュルム)さんの隣で観たことがあって、さすがに和田さんの横では踊れなかったですね(笑)。ハロヲタが和田さんの前なのにBiSHで騒いでいたらまずいですよ! でもやっぱり抑えきれなくて、小さくなって少しだけ踊りました(笑)。
(取材・文/大坪ケムタ)
▽高萩千夏(たかはぎ・ちなつ)
1997年7月4日生まれ、福島県出身。156センチ。アップアップガールズ(2)リーダー。最新シングル『世界で一番かわいいアイドル/し・て・る・も・ん』が発売中。
Twitter:@uug2_chinatsu