今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』(総合・月曜~土曜8時ほか)第1回が31日(月)に放送され、第1週「人間なんてさみしいね」がスタートした。

【写真】初回は北村匠の語り→幼少期へ、『あんぱん』第1回【5点】

今作は、“アンパンマン”を生み出したやなせたかしと暢の夫婦がモデル。
何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描く愛と勇気の物語だ。脚本は『花子とアン』『ドクターX』などを手掛けた中園ミホ、RADWIMPSの主題歌「賜物」が作品を彩る。

今田美桜が演じる朝田のぶは、高知県・御免与町の石屋に生まれた三姉妹の長女だ。幼少期を永瀬ゆずなが演じている。のぶこは町の誰もが知る“足が速い女の子”。全力疾走の末、初対面の柳井嵩(北村匠/幼少期:木村優来)にぶつかると「気を付けや!ボケ」と言い放つ勝気な性格で、「ハチキンおのぶ」「韋駄天おのぶ」と呼ばれることも。

一方、父(二宮和也)を亡くし、母・登美子(松嶋菜々子)と共に東京から御免与町にやってきた嵩は、引っ込み思案で物静かな少年。二人は同じクラスで過ごすことになるものの、のぶは「おまんみたいなヘナチョコ、見よれんちや」「しゃんしゃん東京にいね!」と言ってしまうのだった。

物語の冒頭は、嵩の「正義は逆転する。信じられないことだけど、正義は簡単にひっくり返ってしまうことがある。じゃあ決してひっくり返らない正義って何だろう。おなかをすかせて困っている人がいたら、一切れのパンを届けてあげることだ」という語りでスタート。
そして、まだ名が明かされていないパン職人(阿部サダヲ)が作ったパンを美味しそうに食べる少年・崇のシーンで締めくくられた。

のぶと崇の出会いが描かれた第1話。ここからどう『アンパンマン』へと繋がっていくのか。また、のぶの父・結太郎(加瀬亮)や、嵩の伯父・寛(竹野内豊)ら男性陣にも注目したい。

初回放送を終え、SNSでは「魅力ある俳優さんが満載、スカッと元気のいいヒロイン。ザ・朝ドラという感」「朝から感動してしまったよ。。これからが楽しみすぎる!」「ワクワクするいい予感な初回でした」「とにかく豪華で華やか。期待を裏切らない安定の王道朝ドラ。掴みはバッチリ」といった声が集まるなど、盛り上がりを見せていた。

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