元NEWSでタレントの手越祐也が、13日に放送された日本テレビ系『世界の果てまでイッテQ!2時間スペシャル』に半年ぶりに出演。「2度目の再登場」となった今回も大好評となり、手越本人はもちろんファンにとっても念願のレギュラー復帰が現実味を帯びてきたようだ。


【写真】まるで王子様? 金色に輝く手越祐也

手越は昨年10月、かつてレギュラーを務めていた同番組に4年ぶりに出演。放送前から視聴者の期待を集め、同回の視聴率は平均世帯13.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で前回から大幅アップし、さらにはTVerでバラエティー番組における再生数の歴代最高記録を更新するなど、大きな話題となった。

今回は人気企画「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」で宮川大輔と米ウィスコンシン州を訪れ、雪の坂をソリ仕様にした椅子で滑る極寒レースに挑戦することになった。

冒頭、手越は「2度目、出られるとは思いませんでしたよ!うれしいですよ!」と笑顔で本音をぶっちゃけながら喜びを爆発させ、「今回はらしさ満点でズドドンといっちゃいたいと思い……テイッ!」とレギュラー時代と変わらぬチャラさ全開であいさつ。

さらに逆ドッキリで宮川からパイを顔面にぶつけられ、顔をクリームまみれにしながら倒れるなど、まったくブランクを感じさせない弾けっぷりを見せた。これに対して、MCの内村光良は「彼は全然変わらないねえ、何の成長もないねえ」と言いながらうれしそうな笑顔を浮かべていた。

ウィスコンシン州に着いてからも手越の勢いは止まらず、状況を説明する宮川の後ろで「テイッ!」を連発。宮川はツッコミながらも、「手越祐也ってやっぱりオモロイな」と感心していた。

笑い満載の一方で、祭りに対しては「ガチ」なのが同企画の真骨頂。レースでは、宮川が押し手、手越が乗り手となって真剣に挑み、見事に4回戦まで順調に突破。しかし、優勝経験者を相手にした5回戦で手越の乗った椅子が転倒してしまい、惜しくも敗退となった。

手越は「悔しいですね。
本当に目の前まであったんでね、チャンピオンが」と無念さをにじませたが、宮川は「僕は本気の手越祐也の目を久々に見られて楽しかった」と感慨深げ。宮川は「来年、手越くん、リベンジしに来よう!」と再挑戦を誓い、笑顔で企画は締めくくられた。

放送後、SNS上では「手越くんが出てるイッテQはやっぱりおもしろい」「イッテQには手越がいないと!」などと歓喜の声が続出。さらに「ぜひレギュラーに戻してほしい」「手越くんがレギュラー復帰したら毎週観る!」などとレギュラー復帰を熱望するコメントも相次いだ。視聴率も世帯11.9%、個人9.1%、コア8.9%(同)と前回に続き高く、本格的にレギュラー復帰が検討される可能性が出てきたように思える。

手越は『イッテQ!』のスタート当初からレギュラーだったが、2020年5月のコロナ禍の緊急事態宣言下に2度の夜遊びが報道された騒動で活動自粛処分に。翌6月にジャニーズ事務所(当時)を退所し、同番組からも事実上の降板となっていた。しかし、番組降板の直接の原因とされる夜遊び報道については、現在の感覚で見ると「何年も番組に出られなくなるほどのことなのか」といった疑問の声があった。

実際、昨年10月の4年ぶりの出演は視聴者から大歓迎されており、世間的にはそれほど問題視されていないように見える。さらに2度目の再登場も大好評だったとなれば、レギュラー復帰の目は十分にありそうだ。

旧ジャニーズ問題をきっかけにテレビ業界の「忖度文化」が問題視され、各局がそういった旧来の悪しき慣習を撤廃する方向に動いている。そうしたムードも追い風となり、手越が『イッテQ!』のレギュラーに再び起用される未来は十分にあり得る段階に入っている。


手越はYOSHIKI(X JAPAN)プロデュースのボーイズグループ「XY」から派生した5人組バンドユニット「T.N.T」のボーカルを務めるなど活動の幅を広げており、先述の騒動以降減少していた地上波メディアへの出演も増えてきた。

『イッテQ!』への2度のスポット参戦で文句なしの「結果」を残した手越。ファンからも待望されるレギュラー復帰を勝ち取ることができれば、彼の活動はさらに勢いづくことになりそうだ。

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