今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』(総合・月曜~土曜8時ほか)第20回が25日(金)に放送された。

【写真】嵩(北村匠海)、母・登美子と再び“別れ”…『あんぱん』第20回【5点】

女子師範学校に合格したのぶ(今田美桜)と、高知第一高等学校に落ちてしまった嵩(北村匠海)。
のぶは落ち込む嵩を励まそうと、ヤムおじさん(阿部サダヲ)と共にあんぱんを差し入れする。しかし、それが登美子(松嶋菜々子)の逆鱗に触れ、「のぶさんは合格したんですってね」「嵩はあなたのせいで勉強ができなかったんじゃないかしら」と理不尽に怒られてしまう。

すると、その様子を見ていた千尋(中沢元紀)が「のぶさんに八つ当たりするらあて、最低や」と呟く。続けて「兄貴が高知高校行こうと、誰のために頑張っちょったと思うちゅうがな。あんたのためやろう」「兄貴、もうこの人の言いなりになるがはやめちょけや」と怒りをあらわにした。

千尋の言葉に思うところがあったのか、登美子は再び御免与町を離れることに。嵩は1年浪人して再受験すると言うが、登美子は「1年なんて…待てないわ」「もういいわ、好きにしなさい」と嵩を突き放す。嵩は母の期待に応えられなかったショックや、またもや一人になった悲しみが募り、行方をくらましてしまう。

SNSでは「千尋くん、よう言ってくれた!スカッとした」「今朝の朝ドラも心えぐられた」「登美子、これで本当にお別れなのかな…」「捨てられた嵩には辛いだろうけれど、離れて良かったと思う」「嵩の言葉にならない表情、ホントに上手いな」など、登美子の言動にさまざまな声が寄せられていた。

次週は、第5週「人生は喜ばせごっこ」が放送される。

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