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米サンフランシスコ出身の歌手で、2013年には『NHK紅白歌合戦』にも出場したクリス・ハート。
クリス・ハートは4日、「薬局で『日本生まれですか?』と聞かれました。自分の漢字が、それくらい自然に見えたのかもしれません。もう16年、日本で暮らしています。日本国籍になってからも、もう何年も経ちました。うちの子どもたちは日本語で会話します。最近になって、英語のレッスンも少しずつ再開しました。
日本の暮らしが、いつの間にか僕たちのリズムになっていて、子どもたちが“体験”として日本文化を感じられていることが何よりもうれしいです。僕のルーツも伝えています。アメリカで育ったこと、アフリカ系の背景。でも、日本の文化には言葉では伝わらないものがある。それは一緒に生きることでしか伝えられない。
世界は広いから、きっと彼らもいつか外に出ていく。でも今は、七五三、運動会、近所のお祭り——そんな時間の中で『日本人としての根っこ』を感じられていることに感謝しています」とInstagramを更新。日本での暮らしや家族への思いを長文でつづり、妻&5人の子どもたちの家族ショットを公開した。
投稿には「凄い幸せを感じる写真ですね~」「とっても素敵なファミリー」「こちらまで幸せな気持ちになれます」などのコメントが寄せられている。
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