6月6日から6月8日にかけて、インドネシア・ジャカルタのジャカルタ・コンベンション・センター(JCC)にて、東南アジア最大級のアニメイベント「Anime Festival Asia Indonesia 2025(AFA Indonesia 2025)」が開催された。「Anime Festival Asia(AFA)」シリーズのインドネシア開催版として、累計230万人以上を動員してきたアジアを代表するこの大型イベントで、日本のアニメ、マンガ、ゲーム、音楽、そしてコスプレといった幅広いカルチャーに触れることができる。


【写真】みするさんのオリジナルコスプレ撮り下ろしカット【8点】

その中でも特に会場を華やかに彩り、注目を集めるのが、作品への深い愛と情熱を込めてキャラクターになりきるコスプレイヤーたち。「ENTAME next」では、当日注目を集めていたコスプレイヤーたちに現地で直撃インタビューを敢行。さらに、特別に撮り下ろしの撮影にも応じてもらった。

今回お話を訊かせてもらったのはオリジナルの創作コスプレで参加していた、みするさん。同イベント初参加という彼女に意気込みや、衣装のこだわりなどを訊いてみた。

――ご出身について教えてください。

みするさん 日本と台湾のハーフです。少し前まではフィリピンに住んでいたのですが、現在はマレーシアに住んでいます。

――AFAインドネシアには初参加とのことですが、インドネシア自体も初めて?

みするさん はい、インドネシアに来るのは今回が初めてです。シンガポールのAFAもまだ行ったことがないんです。

――実際に参加してみて、感想はいかがですか?

みするさん 聞いていた通り、AFAインドネシアはすごく大きなイベントで、企業ブースの数にもびっくりしました。あと、インドネシアの方々がみんなとても優しくて、びっくりするくらいフレンドリーなんです。
すごく話しかけやすくて、初めての参加でも安心できました。

――普段はどの国のイベントに参加されているのでしょうか。

みするさん シンガポールやフィリピンが多いですね。あとは台湾や日本にも行きます。日本ではまだ「コミケ」しか出たことがないんですけど、今後はもっと増やしていきたいと思っています。

――では、今日のコスプレについて教えてください。

みするさん 今日はオリジナル衣装です。通販サイト「タオバオ」で見つけて、マレーシアで購入しました。特定のキャラクターがモデルというわけではないのですが、この衣装に合うかなと思ってピンクのウィッグを合わせてみました。トータルで2万円くらいなんですが、すごくハイクオリティで気に入っています。

――なぜその衣装を選んだのでしょう?

みするさん 私は原宿ファッションが大好きなんです。実は原宿で5年間働いていたこともあって、こういったコスプレイベントにも“原宿ファッションをもっと広めたい”という気持ちで参加するようになりました。
なので、コスプレイヤーとしての参加が多いんですが、チャンスがあれば原宿ファッションでも登場するようにしています。ちなみに昨日は『Re:ゼロから始める異世界生活』のレムのコスプレをしました。

――衣装もそうですが、全体的にオシャレな印象を受けます。

みするさん ありがとうございます。私の世代はちょうど、きゃりーぱみゅぱみゅさんがブームになった時期で、テレビで初めて彼女を観たときの衝撃は今でも覚えています。当時はまだコスプレをしていなかったんですが、とても影響を受けています。

――ちなみに現在はどんなお仕事を?

みするさん 今はマレーシアに拠点を移して、コスプレ一本で活動しています。コスプレを始める前は、原宿のお店で販売員をしたり、モデルのお仕事をしたりしていました。

――趣味や特技はありますか?

みするさん 特技か分からないですけど、原宿で働いていたときから接客業が大好きで、今もイベントなどでファンの方と交流する時間がすごく楽しいです。

――初のインドネシアでやってみたいことがあれば教えて下さい。

みするさん せっかく初めて来たので、イベントが終わったら観光を楽しみたいなと思っています。本当はバリ島とか、行ってみたいですね。


――今年の夏の予定は?

みするさん 日本の「夏コミ」に参加します!前回の「冬コミ」にも参加したのですが、夏に行けるのがすごく楽しみです。

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