【写真】俳優経験で磨いた表現力が光る、神奈川代表・木村真奈美さん【7点】
木村さんは、身長168cmのスラリとしたスタイルに加え、舞台で磨かれた表現力がキラリと光る。映画鑑賞や旅行、歌うことが好きで、特技にはダンス、水泳、バレーボールと運動神経の良さも魅力だ。「相手の特徴を捉えること」も得意だというあたりに、俳優としての観察力の高さもうかがえる。
セミファイナリストに選ばれた瞬間については、「驚きと感謝の気持ちで胸がいっぱいでした。本番前に壁にぶつかり苦しんだ時期もありましたが、自分を信じて“今の自分らしく”挑めたことが結果につながったと感じています。仲間の支えがあったからこそ得られたこの結果を胸に、これからも誠実に歩んでいきます」と振り返る。
幼少期は「明るく元気で、人と関わることが大好きな子どもだった」といい、挑戦を恐れない性格は今も変わらないという。その原動力の一つが、「交通事故による後遺症を乗り越えた経験」だ。「歩ける日を信じてリハビリに全力で取り組みました。あきらめずに向き合い続けた経験は、今の私の強さの源です」と語る。
チャームポイントは「ツヤのある美しい髪」。「日々の丁寧なケアを欠かさず、内面からにじみ出る自信や心の豊かさが髪の輝きにも表れていると感じています。
目標とする人物像について尋ねると、「自分らしさを大切にしながら社会にポジティブな影響を与えている人」と回答。「内面の強さと優しさを兼ね備え、自分の信念を貫く姿に、私もそうありたいと強く思います」と続けた。
また木村さんは、世界が抱える教育格差にも強い関心を寄せる。「すべての子どもたちが、夢を描き、学ぶ機会を平等に得られる社会を目指すことが、未来をより良くする第一歩だと信じています」と話した。
もし自分がミスユニバースになれたなら、「自分の人生の主役は自分」というメッセージを伝えたいという。「周囲の声に悩んだ経験があるからこそ、自分を信じて生きる大切さを体現し、同じように悩む人たちに勇気を与えられる存在になりたい」という。
将来の夢は、俳優やモデルの枠を超えてマルチに活躍する表現者になること。「たとえ批判があっても信じた道を貫き、夢を語ることを恐れず、多くの人に勇気を届けられる存在を目指します」と力強く語る。
最後は「支えてくれる皆さまの声に応え、自分と向き合いながら限界を超える挑戦をしたいと思います。この経験を通して視野を広げ、可能性を信じて成長していきます」と、日本大会に向けての意気込みで締めくくった。
【あわせて読む】ミス・ユニバース・ジャパン 千葉代表・齋藤千歩さん「国際線のグランドスタッフ、思い立ったらすぐ行動」