HKT48が4月5日、「AKB48グループ春コンinさいたまスーパーアリーナ~思い出は全部ここに捨てていけ!~HKT48単独コンサート」を開催。昨年3月のCDデビューからわずか1年と16日で、大会場のSSAに到達した。
これは日本人アーティストとしての最短記録となる。  この日は“春の大運動会”と銘打ち、メンバー全員が短パンの体操服姿で登場。そのなかで指原莉乃だけがひとりブルマ姿で登場し、「簡単に言うとハメられました。みんなブルマって聞いていたのに…。恥ずかしい」と照れ笑いを浮かべた。  イベントは観客1万8000人の協力のもと、大玉転がしやステージ上での組体操など大運動会らしい演出で会場はのっけから大盛り上がりとなった。  冒頭のMC明けには、新チーム体制での初パフォーマンスも披露。2月の大組閣祭りでHKT48 チームKIVとの兼任が発表された木本花音(SKE48 チームE)もファンの前に登場だ。  木本は、「まだまだ足りない点もたくさんあると思うんですが、HKT48の力になっていきたいと思います」と意気込んだ。  さらに、3月21日に開催された九州7県ツアーファイナル・福岡公演で好評だった、懐かしの名曲をカバーする「HKT48ザ・ベスト5」のコーナーも復活。最年少コンビの“なこみく”こと矢吹奈子田中美久は、生まれる前にヒットしたSPEEDの『Body&Soul』を熱唱。  指原はゲストにギタリストのマーティ・フリードマンを迎えてアン・ルイスの『あゝ無情』を、木本は多田愛佳らと斉藤由貴の『卒業』を、そしてコーナーの最後にはメンバー全員でおニャン子クラブの『セーラー服を脱がさないで』を歌い上げた。
 公演中盤には、この日のために書き下ろされた田中と矢吹によるオリジナル曲『生意気リップス』を初披露し、2人は緊張しながらもステージ上を元気いっぱいに駆け回った。  本編のラストでは、大組閣祭りで、AKB48に移籍する中西智代梨とSKE48に移籍する谷真理佳を送り出す場面も。ここで、今回書き下ろされた『今 君を想う』を全員で歌い上げ、メンバーみんなが涙を流しながら2人との別れを惜しんだ。  中西は「スゴく幸せです」と声を震わせ、谷も「ありがとうございます!」と感極まりながら感謝し、最後は笑顔で客席に手を振りながら声援に応えていた。
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