お菓子大好きコンビ・宮下草薙が語る（３） 「第７世代芸人をおやつに例えると…」

お笑い第７世代のブレイク芸人、宮下草薙。２人とも大のコンビニお菓子フリークで、冠ラジオ番組でもお菓子をテーマにトークした回が話題になっている。そんなお菓子への愛が溢れまくる２人に、大好きなおやつについてフリーダムに語ってもらった結果、ひたすらピースフルなお菓子談義がここに実現！

>>インタビュー（２）「きのこの山とたけのこの里で言うと…」はこちらから

──子どもの頃によく食べていたお菓子ってありますか？

宮下　俺はピザポテトとカラムーチョだから、今と変わらないんですよ。

草薙　うまい棒はめちゃくちゃ食ってました。宮下は何味が好き？

宮下　コーンポタージュ味、サラミ味……ムズいなぁ。

草薙　決められないからうまい棒の話はやめよう（キッパリ）。子どもの頃、チョコエッグのチョコが一番ウマかった！　今もウマいけど。

宮下　俺は大人になって「チョコエッグのチョコはそれほどじゃない」と気づいたよ。

草薙　そうなの⁉

宮下　アメリカすぎるというか、大人には甘すぎるんだよ。

草薙　お前も大人になったな。タラタラしてんじゃね～よとか金貨チョコとか駄菓子もよく食べてましたね。子どもの頃は少ないお小遣いで１００円以上するポテトチップスは買えないから駄菓子になっちゃう。

宮下　駄菓子の話は無限にできちゃうよ。さくらんぼ餅を買って、１つの爪楊枝に全部を刺して一気に食ったこともあるから（笑）。

草薙　めちゃくちゃ贅沢だな（笑）。

宮下　ただ、さくらんぼ餅もモロッコヨーグルも原材料がよく分からない。蒲焼さん太郎、焼肉さん太郎、わさびのり太郎の「太郎シリーズ」も謎だよね。

──お菓子にまつわる思い出ってありますか？

草薙　小学校のときに先生が話していたことをなぜか覚えているんです。「大学時代にお金がなくて、かっぱえびせんを１日１袋食べて２カ月しのいだ」っていう。小学校時代のことはほとんど思い出せないけど、この言葉だけ記憶ある。

宮下　２カ月いけるんだ⁉

草薙　カルシウムも入ってるから栄養バランスも悪くないって（笑）。

宮下　確かに、かっぱえびせんを食ってると「やめられない、とまらない」というキャッチフレーズは本当だなって思う。

草薙　分かる。伏線が回収された気分だよ。

宮下　俺も芸人として食えない時期は、１日を柿の種ひと袋で過ごしたことがありました。せんべいはもともと米だし、ピーナッツは栄養があるから。

草薙　俺も明治の板チョコ１枚と水で１日を過ごしたことはあって。今は寝る前にポテトチップス２袋食べているので幸せです。

──今は高級なお菓子も食べられるわけですよね。

宮下　ただ、差し入れで高級なお菓子をいただいても「アルフォートの方がウマいな」と思ってしまうんですよ。

草薙　俺も高級なお菓子があってもキットカットを選んじゃう。初めてテレビに出た『新春おもしろ荘』（日本テレビ）の収録前に食べたのがキットカットだったんです。

宮下　草薙が「キットカットの特別な食べ方がある」と世紀の大発見みたいに息巻いてるから、「何だろう」と思ったら縦に割るだけだった（笑）。

──ムチャな話だとは思うのですが、お笑い第７世代をお菓子で例えてもらうことはできますか？

草薙　めちゃくちゃ面白そう（笑）。ＥＸＩＴさんはなんだろう。

宮下　ＥＸＩＴさんはピザポテトじゃないかな。「イエーイ！」って感じがするもん。

草薙　華があるからね。そうなると、かが屋さんはかっぱえびせんだな。

宮下　派手じゃないけど、確かな実力があるからね。

草薙　霜降り明星さんが難しい。

宮下　王道の面白さがあるからポテトチップスのり塩は？

草薙　コンソメ味じゃない？

宮下　コンソメ味は四千頭身って感じあるんだよね。

草薙　あ～。俺、霜降り明星さんはビスコだと思う。パッケージに描かれてるイラストがせいやさんの子供時代に似ているから（笑）。

宮下　俺らはとんがりコーンかな。

草薙　そう （笑） ？

宮下　とんがりコーンはけっこう人を選ぶから（笑）。指にハメて食べるのが一番美味しいけど、「それは嫌だな」という人もいるじゃないですか。

──今後、お菓子系のＣＭオファーがきたらどうします？

宮下　ありがたいけど、そのお菓子以外は語れなくなってしまうんですよね。ずっと草薙といろんなお菓子の話をしていたいからなぁ。

草薙　断ろうか（笑）。

宮下　そうだな（笑）。

>>インタビュー（１）「ピザポテトはピザより美味い」はこちらから
>>インタビュー（２）「きのこの山とたけのこの里で言うと…」はこちらから

▽宮下草薙
2016年1月「宮下草薙」を結成。『ぐるナイおもしろ荘SP』で活躍し、その後『ネタパレ』や、『アメトーーク!』、『ロンドンハーツ』などバラエティ番組で活躍の場を広げる。ボケ担当の草薙航基（左）が、ネガティブな妄想を膨らませてパニックに陥り、宮下兼史鷹（右）が突っ込む「ネガティブ漫才」が持ちネタ。冠レギュラー番組『宮下草薙の15分』は文化放送にて毎週月曜放送。