HKT48の3期生+ドラフト生が毎週一人ずつ登場して、メンバーの過去・現在・未来に迫る月水金更新の新連載。前中後編で送る2人目、坂本愛玲菜ちゃんインタビューの中編をおくります! さかもと・えれな 2000年9月12日生まれ。
福岡県出身。ニックネームは、えれたん。2013年8月、HKT48 3期生オーディションに合格。11月のひまわり組「パジャマドライブ」公演で初披露目の後、12月に研究生公演「脳内パラダイス」で劇場公演デビューを果たした。 ──では、前編の続きでオーディションの話から。歌唱審査では何を歌ったんですか。 坂本 AIさんの『ハピネス』を歌いました。でも、最後まで歌うのかと思ったら、途中で「はい、ありがとうございます」みたいに言われて「え、え、え!?」って。これは落ちたなって思いました(笑)。 ──のど自慢大会で、ここからが聴かせどころなのに…っていう矢先に、鐘が1つカーン!みたいな。 坂本 そんな感じです(笑)。でも、自己アピールも自分なりにはちゃんと話せたし、悔いはないなっていう感じで。
──すっかり落ちたかと思ったオーディションで合格を告げられましたが、その時の気持ちはどうでしたか。 坂本 名前を間違えて呼ばれちゃったんですよ(笑)。"えれな"じゃなくて"えりな"って。「これは私のことなのかな?」って、返事をしていいのか一瞬迷いましたね。 ──正式に自分のことだと分かった後は? 坂本 驚いたし、うれしかったし、これからどんなことをしていくんだろうってワクワクしたし、いろんな気持ちが混じってました。 ──やがて、ひまわり組の公演で初めてお客さんの前に立ちました。 坂本 初めてスポットライトに当たったんですけど、めっちゃまぶしくて。お客さんの顔もちゃんと見られませんでしたね。 ──どんなことを話したかは覚えてます? 坂本 「レディー・ガガさんみたいな歌手になります!」って言いました(笑)。 ──それはまた大きく出ましたねー。 坂本 せっかくなら大きくと思って、考えてきました。お客さんからも「おおっ!」って、すごい反応で。
後で握手会の時に「パンダみたいなメイクするの?」とか言われましたけど(笑)。 ──その後翌月には、研究生公演で劇場デビューを果たしましたね。 坂本 3期生の中では2番目に劇場に出させていただいたんですよ。1番は栗原紗英ちゃんだったんですけど。紗英ちゃんの初ステージを観た時に圧倒されちゃって、次が私でいいのかなって思いましたけど、自分なりには精一杯のことができたと思います。 ──担当のユニット曲は『ほねほねワルツ』でした。 坂本 ダンスが可愛い曲なので、私に合ってるのかなぁって最初は不安でしたね。「マネージャーさん、間違えたのかな」なんて(笑)。でも、公演を続けていくうちに自分なりのダンスができるようになっていったし、楽しくなってきました。 ──可愛らしいダンスをしっかりキメて踊ってるところがピッタリだと思いますよ。そんな研究生公演以外にも、正規メンバーの公演のアンダーやコンサートツアーなどでも活躍してますが、ここまでで印象に残っているステージはありますか。 坂本 初めてアンダーをやらせていただいたのがチームKIVさんの「シアターの女神」公演だったんですけど、研究生公演と違ってたくさんの先輩方に混じって出演するのがプレッシャーで、開演前に泣いちゃいました。
──ステージに上がる前から泣いちゃったんですか! 本番は大丈夫でしたか。 坂本 本番中はいろんな先輩たちがアイコンタクトしてくださって、すごくリラックスして歌うことができました。 ──では、中編はここまで。引き続き、後編もよろしくお願いします。  坂本愛玲菜ちゃんインタビュー後編は6月20日(金)更新です。お楽しみに! ■坂本愛玲菜 Google+ https://plus.google.com/113611364612257749997/ (取材/文 青木孝司)
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