【写真】タロットカードをテーマにしたARCANA PROJECTの世界観
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──ARCANA PROJECTに加入した経緯を1人ずつ教えてください。
桜野 私は6年近く妄想キャリブレーションというアイドルグループで活動させていただいたんですけど、昨年2月に活動終了してから、ソロ歌手として活動していました。そんなときにディアステージの方から新グループのお話をいただいたんです。アニメソングを歌うという目標もずっとあったので、新グループのコンセプトが「アニメソングを歌うボーカルユニット」というのを聞いて、加入を決めました。
天野 私は小学校のときからでんぱ組.incさんが大好きで、ライブを観に行くうちに自分も歌のお仕事をしたいと思い始めました。中学生になるとアニメにもハマって。たまたまアニソンを歌うボーカルユニットのオーディションがあると知って、どちらも私の好きなことだと思って、初めてオーディションというものを受けて合格しました。
──初めてのオーディションはいかがでしたか?
天野 緊張しすぎて、めっちゃ震えて、質問にも全然上手に答えられなかったんです。なので受かるとは思っていなかったです。
空野 もともと私はご当地アイドルとして活動していて、その後に独立して、今もARCANA PROJECTと並行してソロアイドルをやっているんです。もともとアイドルになったのはアニメが好きで、二次元に関わる仕事をしたいというのがきっかけでした。
桜野 招待状じゃなく、応募フォームだったと思うけど(笑)。
空野 それを見て私もオーディションを受けてみました。
──ずっとソロでやっていて、グループでやることに不安はなかったですか?
空野 確かに溶け込めるかって心配はありました。実際、ご当地アイドルの頃に、あまりグループに溶け込めなかった過去があるんです。でもARCANA PROJECTのメンバーは、めちゃくちゃいい子ばかりで、すごく居心地がよくて、楽しくやってます。
相田 私は大学にすごくアイドルが好きな友達がいて、その子と一緒にアイドルのオーディションをいっぱい受けていた時期があるんです。
──相田さん自身、アイドルは好きだったんですか?
相田 友達の影響で好きでした。ステージの上で輝いているアイドルさんに憧れていたんですけど、そこまで強い気持ちでオーディションを受けていたわけではなく。若気の至りと言うか、ノリで受けていたんですけど……。あるオーディションを受けて落ちてしまったんですけど、「良かったらアニメソングを歌うボーカルユニットのオーディションがあるので参加してみませんか」と声をかけていただいて。
佐々木 私は最初、仮免の試験があったので受けるかどうか迷っていました(笑)。でも、お母さんがたまたまタロットカード占いのYouTubeを観ていて、それを参考に私を占ったら、「近いうちにいいことがあるみたいだから試しに行ってみれば」と言われて、行ったらメンバー入りが決まりました。
──佐々木さんは2歳5ヶ月で初ステージを踏んだそうですね。
佐々木 はい。ずっと演歌を歌っていて、『THEカラオケ★バトル』のU-18四天王にもなりました。
──どうして演歌からアニソンを歌おうと思ったんですか?
佐々木 アニメも大好きだったんです。それでアニソンを始め、いろんな曲に挑戦したい気持ちもあったので、ARCANA PROJECTに入ることを決めました。
花宮 私はBiSというグループにいたんですけど、一度解散したので、「事務所さん拾ってください」ってFA宣言をしたんです。そのときにご縁があってディアステージさんに入ることが決まりました。その際に、新グループを作る構想があると聞いていたんです。それがARCANA PROJECTでした。
──BiS が所属するWACKに残る選択肢はなかったんですか?
花宮 正直、迷いました。でもアニソンを歌いたい思いもずっとあって、初めてディアステージさんとお話をしたときに、そういうグループを作りたいという話題も出たので、移籍を決めました。
──ディアステージには厳しい合宿もないですしね。
花宮 そうですね(笑)。
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▽ARCANA PROJECT
アイドルユニット「でんぱ組 .inc」やアニメ「アイカツ!」の歌唱ユニット「STAR☆ANIS」などが所属するDEARSTAGEと、数々のアニメヒットソングを生み出し続けているランティスとが共同でプロデュースを手掛ける2020年始動の6人組ボーカルユニット。タロットカードをベースにした世界観とメンバーの愛するアニメソング界に敬意を払いつつ、様々なジャンルの歌にチャレンジし続ける。
1stデビューシングル『カンパネラ響く空で』が9月9日(水)発売。