AKB48チームAが6月22日、島根県芸術文化センター・グラントワ大ホールで全国ツアー「あなたがいてくれるから。~残り27都道府県で会いましょう~」の公演を行なった。
 2012年にスタートしたAKB48の全国ツアーが、21県目となる島根公演を皮切りに再開を果たした。記念すべきこの日の1曲目は、スモークの中からメンバーが現れる『AKB参上!』でスタート。  メンバー全員の姿が現われた時、会場のボルテージは早くも最高潮に達した。その後、『会いたかった』や『君のことが好きだから』、『言い訳May be』など人気楽曲が続き、冒頭のMCでは高橋みなみが「みなさんお待たせしました! 『チームA』がやってきました!!」と絶叫。  小嶋陽菜は「出雲大社に行けなかったので、ここをパワースポットにしたいと思います!」と、今回の再開ライブにかける意気込みを語った。  ユニット曲の披露では、全国ツアーでしか見られないコラボレーションとして、先日解散した派生ユニット渡り廊下走り隊の『初恋ダッシュ』を宮脇咲良、中西智代梨、達家真姫宝、西山怜那が自らの初恋エピソードを交えながらパフォーマンス。  さらに、激しいダンスが特徴的なSKE4」の『片思いFinaly』やHKT48の『メロンジュース』、NMB48の『HA!』など、姉妹グループの楽曲にも挑戦。  歌い終えた直後のMCでは、高橋が「SKEの曲は疲れる!」と苦笑いしつつ、「にゃんにゃん(小嶋陽菜)が『片思いFinaly』を踊るとふなっしーみたいだった」とのコメントで会場を笑わせた。  また、HKT48と兼任の宮脇は『メロンジュース』に触れて、「ぱるるさんが一生懸命に頭を振ってくれてました!」と感動の表情だ。これに対して島崎は腰に手を当て、息を切らしながら「AKB以外は無理です」とボヤいて会場の笑いを誘った。  アンコール明けには、秋元康総合プロデューサーがこの日のために書き下ろしたというAKB48の島根県バージョン『島根48』を初披露。  パネルを使って島根県のご当地を紹介していく演出に会場も大盛り上がりで、最後に「ありがとう島根! AKB48 TeamA」というパネルをメンバー全員で掲げると、ひと際大きな歓声が会場中に響き渡った。
 アンコールが終わり、幕が下りても鳴り止まない拍手に、「まだまだ盛り上がれますか!?」と影アナが入り、最後はダブルアンコールとして高橋がセンターを務める『ヘビーローテーション』が披露されて、この日の公演の幕が閉じた。 高橋は、「全国ツアーの再開がここ島根で、私たちは本当に幸せでした! みなさんの温かさ、熱さを感じることができました。これからもみなさんの声を糧に前に進んでいきたいと思います。本日は本当にありがとうございました!」と感謝した。  また、卒業生の前田敦子のソロ曲『君は僕だ』を小嶋が客席をトロッコで周りながら歌い上げれば、派生ユニットNot yetの『波乗りかき氷』を高橋と武藤十夢前田亜美、市川愛美が披露するなど、珍しいユニット構成で会場を盛り上げた。
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