ゼロイチファミリアのアイドルグループ、#ババババンビの白色担当、小鳥遊(たかなし)るい。学生時代は進学校に通い、大学在学中も就職活動に勤しんでいたという優等生が、思い切って芸能界への道を歩み始めた、その理由とは…。
(前後編の後編)

※前編<私が“アイドルオタク”になった原点>はこちらから

【写真】小鳥遊るい“清楚”&可愛さ大渋滞のピュアビキニ&制服姿

――大学在学中、地元のカフェで働いていたときに、SNSを通じてゼロイチファミリアの方からお話をいただき、この世界に入ったそうですが、ゼロイチファミリアのことは知っていましたか?

小鳥遊 事務所のことは知らなかったんですけど、コスプレイヤーさんも好きだったので、桃月なしこさんや十味さんなど、所属していた方は知っていたんです。

――安定した生活を望んでいたそうですが、どうして事務所にがいる決心をしたんですか?

小鳥遊 お話をいただいたときは、私なんかが芸能界で生きていけるわけがないと思っていたんですよ。でも就活で東京に来たときに、今は#ババババンビを担当してくださっている方と面談をして。いろんな話をさせていただく中で、「やりたい気持ちがあるんだったらサポートするから頑張ってみない?」と言っていただいて。その言葉に背中を押されたんです。あと就活中に感じたのは、安定を求めて大学に通っていたけど、このまま就職したら、他にやりたいことができて辞めちゃうんじゃないかなと。それに今までの人生で、中学・高校と自分の学力よりも高い学校に通うことができたし、目標を自分で設定して挑戦してきたことは叶うことが多かったんです。後で悔いを残したくないですし、だったら芸能もやってみた方がいいのかなって決心しました。

――家族はどんな反応だったんですか?

小鳥遊 絶対に怒られると思って、軽い感じで「将来、芸能もありかなと思うんだけど」って言ってみたら、「アホちゃう? そんなん無理」と(笑)。でも東京に出たい気持ちもありましたし、本当にやりたかったから。

――実際にゼロイチファミリアに所属していかがでしたか?

小鳥遊 先輩との交流が多いことにビックリしました。事務所ですれ違うだけでも、私のことを知ってくださっているんですよ。
最初は大先輩と話すのなんておこがましいと思っていたんですけど、人見知りだし、オタクだったので。桃月なしこさんと無銭で話すなんて申し訳ないと思って。挨拶だけみたいな感じで。SNSで川崎あやさんが応援してくださったり、そういうところで暖かいなと思いました。面談でオタクで陰キャって話したら、それはすごく向いているよと言っていただいて。半信半疑だったんですけど、確かに入ってみたら、趣味がしっかりある方が多いですよね。

――小鳥遊さんはアイドルオタクだと公言されてますが、それが仕事に活きていることはありますか?

小鳥遊 何をするにもオタク視点にたつのは得意かもしれません。自分やったらこう思うから、こうしようというのは意識しています。

――#ババババンビ結成の話はいつぐらいにあったんですか?

小鳥遊 ゼロイチに入るって決まった直後に「ユニットを作るから」と言われました。ずっとアイドルの現場に通っていたので、自分でもやってみたいなと興味もあったんですけど、最初は不安でした。メンバーの年齢もバラバラですし、ほぼ顔を合わせたことのない状態でメンバーを決めていただいていたので、どんな子かもわからんし、大丈夫かなって。特にみおち(水湊みお)が加入したときに、本人はどう思ってるんやろうって気持ちが強くて不安でした。
でも本人に入れてうれしいって言ってくれて、事務所の先輩も多いんですけど、みんなメンバーって感じです。

――撮影のお仕事はどうですか?

小鳥遊 楽しいです。むしろやってみたかったです。可愛い写真を撮ってもらうのが憧れでした。あまり緊張はしないんですけど、ダンスと一緒で動きもへたくそで(笑)。そこは課題ですね。

――現在発売中の『月刊エンタメ』12・1月合併号(徳間書店)で、制服姿と水着姿を披露していますが、撮影はどうでした?

小鳥遊 撮影は2回目ですけど、個人では初めてで。朝、電車で移動中に胃が痛かったです(笑)。でも撮影が始まったら、知っているスタッフさんばかりなのもあって、リラックスしてできました。あと制服が好きなのでテンションが上がりました。

――衣装はどうでした?

小鳥遊 水着と、水着にTシャツが羽織ったのと、制服を着ました。フリルの付いた真っ白な水着で…私はグループでも担当カラーが白なので、清楚で嬉しかったです。
Tシャツはお家っぽい感じで、素を出せたかなと思います。

――今、プライベートでハマっていることはありますか?

小鳥遊 今年はアイドルさんのリモートライブを観るのにハマっています。

――相変わらずアイドルオタクなんですね。

小鳥遊 そうなんです(笑)。現場には行けないから、ステイホームで楽しんでいます。最近見たのは、=LOVEさんとfemme fataleです。

――自分がアイドルになって、ライブの観方も変わりましたか?

小鳥遊 そうですね。配信と現場では見せ方が違うと思うんですけど、カメラへのレスが上手い方は参考にしています。まだ、なかなかカメラにパッと反応することができないので、研究してます。でもいつも1回目の視聴では「可愛い」って感想しかないですけどね(笑)。何回も観るうちに、「ここの動きが可愛いな」とか細かい部分をチェックしています。

――では最後に、#ババババンビと個人それぞれの目標を教えて下さい。


小鳥遊 グループとしては、全体の目標だと2年で武道館に立ちたい。それは遠い目標ですので、近い目標だとワンマンライブをやりたいです。まだ曲数も少ないんですけど。初めてのライブでは嬉しくてテンションがあがって、2曲でバテました。今は、応援してくださる方たちの顔を観たほうが落ち着きます。個人としては、チャレンジ精神が強めなので、何でもやりたいです! 今は#ババババンビをきっかけに小鳥遊るいを知ってもらうことがほとんどなんですけど、逆に#ババババンビの入り口になれるように頑張りたいなと思っています。

▽小鳥遊るい (たかなし・るい)
Twitter:@pipipi_br
Instagram:pipipi_br
小鳥遊るいは現在発売中の『月刊エンタメ』12月・1月合併号(徳間書店)のゼロイチファミリアの連載、「魁!ゼロイチ学園」に登場。清楚な制服姿と刺激的なビキニ姿を披露しているので、そちらも要チェックだ。
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