マルホ株式会社は26日、俳優の中村倫也が出演する口唇ヘルペス治療啓発Web動画『くり返す口唇ヘルペスの予感』「鍵は飲み薬編」「鍵は伝えること編」の2本を公開した。
本Web動画には、昨年5月に公開した、Web動画『忍び寄る口唇ヘルペスの予感』の、中村扮する“探偵”が再び登場。

また、動画公開に合わせて、撮影の裏側をおさめたメイキング動画と、中村への特別インタビューも公開。インタビューでは、“カッコイイ”と思う理想の人物像や、緊張する場面で心を落ち着かせるために心がけていること、口唇ヘルペスに悩む人へのメッセージなどについて聞いた。
――助手に熱く語りかけるカッコイイ探偵・中村倫也。中村さんが“カッコイイ”と思う人はどんな人ですか?
中村:デリカシーがないという意味ではなく、自然体で気遣いもちゃんとできて、アピってない人かっこいいですよね。それでいてさりげなくちゃんと優しさを持っているというか。飾ってないという意味では、失敗とかして“へへへ”と笑っている人はかっこいいなと思います。失敗を無かったことにしている人が一番ダサいと思いますね(笑)。
――中村さん自身、その“カッコイイ”人に近い印象があります。
中村:そんなにいいものじゃないですが、昔からそう思ってきたので自分もそういった、気楽な、人に緊張を強いない人になりたいなとは思っていて。
――年齢を重ねるごとに魅力が増してらっしゃいますね。
中村:だからもう、おじいちゃんになった頃には凄いことになっているかもしれないですね。スッポンポンになっているかもしれないですね。(インタビュアーに向かって)“あ~”じゃないんですよ、リアクション(笑)。
――そんな中村さんも今後見てみたいです。
中村:バカがいるぞ~(笑)。
――緊張する場面で、心を落ち着かせるために心がけていることは?
中村:自分の経験則で、良い緊張と悪い緊張が多分判断できるようになってきているんですよね。だから、良い緊張の状態に持っていくために、緊張している状態も楽しみますし、あとは、失敗していいやと思っています。

――色々な経験を重ねてそのような考え方に?
中村:これは僕の性格でもあり、この仕事をする上での方針というかモットーというか、見えないうちに築き上げられてきたものでもあります。例えば、乗せられてまぐれあたりが出る、というのと、プレッシャーを感じまくって委縮してしまうことって、僕の中では同じ気がします。その両方どちらにも天秤が傾いていない状態が一番良いと思っていて。なので、緊張もそうですし、浮かれるとか、浮き足立つとか、調子に乗るということがないようになっている状態がベストで、それが本来のその人の持っているものだと思います。まぐれが出たら自分の実力ではないと思っていますし、委縮はしないようにしますし、そんな風にやっています。
――普段、自分の気持ちや思っていることを素直に伝えるタイプ?
中村:“本当はこういうことを思っていそう“とめちゃめちゃ思われるのですが、ゼロなんですよね。言って傷つけることや、邪魔になることはもちろんマナー、デリカシーの部分で言わないですし出さないですが、そうじゃないものって沢山あるじゃないですか。
――相手にも思っていることを伝えてほしいですか?
中村:でもそれが中々そうはいかないということは分かっているので、必死にすくい取る努力はします。ですがそれでも目が届かない部分はありますし、オープンになってもらうには、こっち(自分)がオープンになった方が楽だなと思うので、伝える努力はしていますかね。
――口唇ヘルペスの何度もくり返す症状に悩んでいる人へのメッセージをお願いします。
中村:口唇ヘルペス、何度も悩んでいる方も多いと聞いています。今は結構マスクもするので、“ちょっと見えないしバレないからいっか“ということもあると思うんですよ。それは非常に良くない。早めにお医者さんにちゃんと行って、然るべき処置をしてもらって。飲み薬もあるらしいですからね。地道に一つ一つ治していく努力ができたら良いのではないかと思っています。