小田急電鉄のCMシリーズ「世界に一つの日々と」第3弾となる最新作[1人の寄り道篇]が公開された。

今回は女優の阿部純子を主人公に起用。

劇中で弾き語りをする女性役には、話題沸騰中のシンガーソングライター・柴田聡子が出演。アーティストならではのリアリティある演技も必見!
今回、シリーズ最新作となる[1人の寄り道篇]の公開を記念して、主人公の女性を演じた阿部にスペシャルインタビュー。

――完成したCMを観た感想は?
「悲しくてたまらないときだって、下北沢はやさしい気持ちにしてくれる。光と色彩を通じて心をやわらかくするようなCMに仕上がって、とっても幸せに感じました」
――今回のCMの見どころは?
「涙でにじんだ下北沢の風景」

――撮影で最も苦労したことは?
「世界の中で1人ぼっちになってしまったかのような気持ちで歩き続けたこと」
――下北沢の街の印象は?
「ちょっと角を曲がれば何が見つかるか分からない、ラビリンスのような街」
――下北沢で思い出に残っていることは?
「下北沢のカフェで友だちと集まって、まだ見えない将来について話したことがあります。街の雰囲気に、素直な気持ちを許してもらったみたいで、“がんばろう”と励まされました」
――阿部さんが思う下北沢の一番の魅力は?
「一番の魅力は、人と人の距離が近いこと。その分お店も多いし、探せば奥が深いことを知って驚くこともあります。撮影を通してたくさんの発見もありました」

――CMでは涙を浮かべる女性の役を演じていますが、悲しくなったときに元気になるにはどうしていますか?
「電車に乗って小旅行。本を読んだり、カメラを持って写真を撮ったりします。そういったリラックスできる場所と時間は大事にしています」
――終電後の駅や回送電車を使った撮影でしたが、印象に残ったことはありましたか?
「誰もいない駅や電車を見て、それがどれほど多くの人と人を繋げる役割を果たしているのか、ということを改めて実感しました。当たり前かもしれないですが、そのありがたみを感じました。こういった撮影は、はじめての経験でしたが、とってもワクワクしました」