オークションサイト・フリマサイトとして、国内でかなりの人気を誇るヤフオク!。そこで購入、もしくは落札した商品の支払い方法はさまざまですが、その中の1つにコンビニ払いがあります。


最近では、スマホ決済などのキャッシュレス決済が主流になりつつあるため、コンビニにわざわざ支払いに行く人は少ないかもしれません。

しかし、まだまだ現金での支払いにこだわる人や、支払い期間を長くしたい人には大変便利な支払い方法なのです。

そこで本記事では、ヤフオク!について、やり方・注意点を解説するとともに、コンビニ払いを利用するメリットについても触れて行きます。


ヤフオク!「コンビニ支払い」について


ヤフオク!を含めたネットショッピングの支払い方法の中に「コンビニ払い」というものがあります。サイトなどによって、送られてきた払込票を提出して払う方法や、スマホなどに払込票を表示してレジで提示する方法など、まちまちです。

まずは、ヤフオク!で商品を落札したあとの手順や、利用可能なコンビニについて見ていきましょう。

落札後の操作手順


「取引ナビ」→「取引をはじめる」の順に進む


商品を落札したら、画面真ん中にある「マイオク」をタップし、「落札分」のカテゴリを選択してください。

【ヤフオク!】「コンビニ支払い」方法を画像付きで解説します!


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落札した履歴が一覧で表示されるので、取引を表示させたい商品をタップし、その中にある「取引ナビ」→「取引をはじめる」の順に進みます。

そこでは、落札者情報の確認・商品の配送方法・配送時間帯・支払方法の入力が必要です。支払方法の箇所には「Yahoo!かんたん決済」と表示されていることを確認してください。

ページ一番下の「確認する」ボタンを押して、すべての内容に間違いがないかどうかを確認したら、「決定する」を押します。

送料と落札金額を確認しよう



送料が改めて決定される場合は出品者から送料の連絡があってから、また、送料が無料の場合はそのまま「Yahoo!かんたん決済で支払う」をタップして支払い手続きを進めます。

表示される落札金額・送料を確認しましょう。送料に変更があった場合は、ここで正しい送料を入力してください。

クーポンやポイント残高を入力しよう



クーポン・PayPay残高・Tポイントなどを支払いに充てる場合は、必要に応じて入力しましょう。


コンビニ払いを選択しよう



その後、支払方法として「コンビニ支払い」を選択します。

支払い可能なコンビニが表示されるので、希望のコンビニを選択し、支払い内容などに間違いがなければ「確認」を押しましょう。

すると確認画面で支払い時に必要な番号や払込票の確認リンクなどが表示されるので、その後、払込表やお客様番号・確認番号を持ってコンビニで支払えばOKです。

支払った後はどうなる?



料金を支払うと、支払結果がヤフオク!の利用明細、もしくはメールにて確認できます。同じ内容が出品者にも通知されているので、あとは出品者からの発送を待つだけです。

なお、利用明細の確認は「マイオク」アイコンから行います。

「支払い関連」のアイコンをタップし、

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その中にある「ご利用明細」をタップしてください。

【ヤフオク!】「コンビニ支払い」方法を画像付きで解説します!


月ごとに履歴が表示されているので、該当の年・月に合わせて見たい明細を表示させましょう。


コンビニ支払いのPOINT

  • 支払方法は「Yahoo!かんたん決済」のコンビニ支払いを選択

  • 支払い後、支払結果が通知される

  • 支払額の一部にTポイントやPayPayが使える



  • コンビニで支払う際の手順や必要な物は各コンビニによって異なるので、詳しくは以下で説明します。

    対応しているコンビニ一覧


    ヤフオク!のコンビニ支払いに対応しているのは、全国展開している6つのコンビニ。支払うコンビニによっては支払方法や支払い時に揃える物が異なります。

    下図は、利用可能なコンビニと支払い時に必要なものの一覧です。コンビニに行く前に、自分が行くコンビニが支払いに対応しているのか、また必要な物が何かを必ず確認ししておきましょう。

    【ヤフオク!】「コンビニ支払い」方法を画像付きで解説します!



    ヤフオク!「コンビニ支払い」の手順


    利用するコンビニによって必要な物が異なるほか、支払い手順も異なります。各コンビニの支払い方法についても押さえておきましょう。

    セブンイレブン


    スマホで払込票を確認します。払込票は、手続き完了ページ・支払い明細ページの中にある「支払情報」の所に記載されているはずです。

    もしくは、支払いの案内メールに、払込票の確認ページに遷移されるURLが添付されているので、そちらから進んでも構いません。

    払込票をスマホで表示させてレジで提示。そして支払いを済ませればOKです。払込票をプリントアウトしてレジに持って行っても支払いができます。

    ローソン


    ローソンでは、店舗にあるLoppiを使って支払いを行います。支払いには「お客様番号」もしくは「オンライン決済番号」、確認番号の2種類の番号が必要になるので、事前に確認しておきましょう。

    Loppiの画面の左側にある「各種番号をお持ちの方」をタップし、①お客様番号もしくはオンライン決済番号、②確認番号の順に入力します。

    画面に取引相手やお客様の氏名が表示されるので、そちらで間違いないかを確認した上で「はい」を押しましょう。

    次に表示された注意事項を読んで理解したら「はい」を押します。その後、機械から申し込み券が出てくるので、それをレジに持って行って支払ってください。

    ミニストップ


    ミニストップには、ローソンと同じくLoppiが店舗に設置されています。操作方法や必要な物はローソンと同じなので、上記で説明したやり方で支払いましょう。

    ファミリーマート


    ファミリーマートでの支払いは、Famiポートで発券される申し込み券を使います。

    Famiポートのトップ画面に記載されている「代金支払い(コンビニでお支払い)」を選択します。
    「番号を入力する」と書かれた青ボタンを押したら、①お客様番号もしくはオンライン決済番号、②確認番号の順に入力してください。

    表示された内容を確認し、「同意して利用する」→「確認」の順に押したら、Famiポートから申し込み券が出てきます。そちらをレジに持って行って支払いましょう。

    セイコーマート


    セイコーマートは、北海道・埼玉・茨城の3道県に展開しているコンビニで、他の大手コンビニと比較すると店舗数は少ないです。

    なかにはセイコーマートの存在を知らない人もいるかもしれませんが、セイコーマートでもヤフオク!の支払いに対応しています。

    セイコーマートで支払いをする場合は、まず「インターネットの支払いをしたい」という旨ををレジの人に伝えてください。

    そして、レジにあるカスタマーディスプレイの表示通りに、お客様番号もしくはオンライン決済番号を入力し、青色の「登録」を押します。

    すると画面に取引内容が表示されるので、正しいかどうかをチェックして「確認」ボタンを押したら代金を支払います。

    デイリーヤマザキ


    デイリーヤマザキの場合も、セイコーマートと同様です。まずレジで「インターネットの支払いをしたい」という旨を伝えてください。

    POS画面に、お客様番号かオンライン決済番号のどちらかを入力し、「入力」ボタンを押します。

    表示された取引内容が間違いなければ「確定」を押して、レジで代金を支払いましょう。

    ヤフオク!「コンビニ支払い」の手数料について


    コンビニ支払いは、用事でコンビニに行った時などについでに支払いができるので、コンビニによく行くという人にとっては大変便利な支払い方法です。

    ただし、コンビニ支払いを利用する場合は手数料がかかりますから、その点についても把握しておく必要があります。

    1回の支払いにつき100円


    ヤフオク!が対応している支払い方法の中では、コンビニ支払いのみ手数料がかかります。その他のクレジットカード決済・PayPayは手数料はかかりません。

    銀行への振り込みに関しては、ヤフオク!側への手数料はかからないものの、各金融機関への振込手数料はかかりますのでその点は注意してください。

    コンビニ支払いを利用する場合の手数料は、1回あたり100円(税込)です。

    車などの特定のカテゴリは合計金額によって変わる


    落札した商品が「特定カテゴリ」に属している場合は別途手数料がかかり、商品の金額によって手数料の額が変わってきます。

    これはコンビニ支払いに限らず、通常手数料が無料であるPayPayやクレジットカード決済に関しても同様です。

    コンビニ支払いの場合は、3,000円以下の商品は151円、3,001円~6,000円の商品は203円、6,001円~10,000円の商品は304円、そしてそれ以上の額の商品は振込金額の5%の手数料がかかります。

    つまり、商品の金額が高ければ高くなるほど手数料も上乗せされるのです。ですので、特定カテゴリに含まれる高額な商品は、支払い時の手数料を考慮した上で落札しましょう。

    特定カテゴリに含まれるのは、以下の通りです。

    特定カテゴリ一覧



    • <大>「自動車、オートバイ」<中>「中古車・新車」・「キャンピングカー」・「部品取り車」のいずれかに含まれている商品

    • <大>「自動車、オートバイ」<中>「トラック、ダンプ、建設機械」<小>「車体」

    • <大>「自動車、オートバイ」<中>「オートバイ」<小>「オートバイ車体」

    • <大>「スポーツ、レジャー」<中>「船、ボート」<小>「船体」に含まれる、「セーリングボート」「バスフィッシング用ボート」「モーターボート」「水上オートバイ」のいずれか。

    ※大カテゴリ・・<大> 中カテゴリ・・<中> 小カテゴリ<小>


    ヤフオク!「コンビニ支払い」の注意点


    ヤフオク!でコンビニ支払いを利用する際にはいくつかの注意点があります。利用する前に、これらの注意点もしっかり確認しておきましょう。

    支払い期限が過ぎると発行された番号などは無効になる


    コンビニ支払いに限らず、各種支払い方法には「支払期限」が設けられています。

    コンビニ支払いの場合は、商品を落札した日から5日以内に、まず決済番号が発行されます。決済番号が発行された日から3日以内が支払期限です。

    なお、上記でも触れた特定カテゴリに含まれる商品については、落札日から決済番号が発行されるまでの期間が通常とは異なります。

    しかし、特定カテゴリの場合も「支払期限が決済番号発行後3日以内」ということは変わりませんから、決済番号が発行されるタイミングを意識しておけば良いでしょう。

    1月1日に落札した場合



    • 決済番号発行期限・・・1月1日0:00~1月6日23:59

    • 支払期限・・・1月6日23:59~1月9日23:59



    この支払期限を過ぎてしまうと、かんたん決済による支払いができなくなってしまいます。ただし、落札した商品の取引そのものが無効になるわけではありません。

    もし引き続き取引をしたい場合は、別の支払い方法を取りましょう。例えば、出品者の所有銀行口座への振り込み、現金書留での送付、代引きなどが挙げられます。

    いずれにしても出品者と直接相談することが必要になりますので、取引方法について出品者とメッセージでやり取りしてください。

    取引を中止したい場合は、その旨をまず出品者にメッセージで伝えましょう。出品者が「落札者の削除」を行えば取引がキャンセルされます。

    支払ったときのレシートや領収書は念のため保管しておく


    コンビニで代金を支払うと、レシートや領収書が発行されます。

    その後、利用明細に支払い結果が反映されるのですが、何らかの理由によって支払いの確認ができないというトラブルが起きる場合もあるかもしれません。

    レシートや領収書は商品に対してお金を支払ったという証明になりますから、そのようなトラブルが起きた場合に備えて、念のためレシートや領収書を保管しておきましょう。


    商品が手元に届き、中身に問題がないことを確認するまで保管しておけばさらに安心でしょう。

    ヤフオク!「コンビニ支払い」落札者側のメリット


    コンビニ支払いは手数料こそかかるものの、利用するメリットがいくつかあります。まずは落札者側にとってどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。

    時間を気にしなくて良い


    コンビニ払いと同様、銀行振込も現金での支払い方法です。インターネットバンキングを利用している人であれば、家にいながら時間を気にせず振り込み作業が行えますが、登録していない人は銀行の窓口やATMに出向く必要があるでしょう。

    しかし、銀行の窓口やATMは取引できる時間帯が決まっていたり、夜に振り込んでも次の日の扱いになったりするなど制限があります。

    その点、コンビニは24時間開いているところが多いので、銀行のように営業時間や取引可能な時間などを気にする必要もありません。

    仕事で帰りが遅くなった時でも、帰り道に立ち寄ったコンビニで、買い物のついでに支払いなどができます。払いたい時にいつでも支払える、という点がコンビニ支払いの最大のメリットと言っても良いでしょう。

    銀行口座・クレジットカードを使えない


    若い世代であれば特に、親がお金の管理をしているために銀行口座やクレジットカードを使えないということもあるかもしれません。このようなケースでもコンビニ支払いだと手軽に支払いが行えます。

    実際、クレジットカードなどを自由に作れないような若い世代のユーザーを増やすために、積極的にコンビニ支払いを取り入れているサイトもあるほどです。

    主婦でも、家族名義のカードはあっても自分で自由に使えるカードがないケースもあるので、その場合にもコンビニ支払いが役に立ちます。

    また、コンビニ支払いであれば、払込用紙や履歴を自分だけで管理することで、他の家族の目に触れることもありません。家族間でもプライバシーを守れるでしょう。

    支払期限が長め


    上の方でコンビニ支払いの期限についても少し触れましたが、落札後に決済番号が発行され、そのあとに支払いをするという流れになります。

    クレジットカードやPayPayなどのキャッシュレス決済の場合は、落札した日から支払期限がカウントされるので、コンビニ支払いに比べて期間が短いです。

    ヤフオク!「コンビニ支払い」出品者側のメリット


    コンビニ支払いによるメリットは落札者だけにあるものではありません。実は出品者にとってもメリットがいくつかあります。

    口座情報を教えなくて良い


    これはキャッシュレス決済の場合も同様ですが、落札者側に銀行口座などの個人情報を教える必要がありません。個人間で銀行振込の口座などの情報をやり取りすると、誤った口座に入金されるというトラブルが起きる可能性があるので、それも防げます。

    Yahoo!かんたん決済であれば、Yahoo!側ですべての情報を保管しているため、間違いやトラブルなどが起こる心配がないのです。

    入金状況を確認しやすい


    また、支払い状況を随時確認できるという点もメリットです。コンビニ支払いを含むYahoo!かんたん決済で落札者が支払いを済ませると、入金された旨が出品者に通知されます。

    コンビニ支払いを利用してヤフオク!でスムーズに取引しよう


    キャッシュレスの時代ではありますが、まだまだコンビニ支払いの需要は多いもの。

    コンビニに出向くという手間こそありますが、買い物ついでに支払いが可能ですし、支払期間が長めなので余裕を持って支払いができます。

    現金で家計管理をしている人は、ぜひコンビニ支払いを利用してみてください。
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