では、LINEにシークレット機能はあるのでしょうか?
今回の記事では、LINEにシークレット機能はあるのかどうか、また、トークや友だちを非表示にする方法はあるのかについて解説していきます!
【LINE】シークレット機能はあるの?
シークレット機能(シークレットモード)とは、一般的に履歴などを保存せずに操作できる機能で、端末に情報を残したくないときに使われることが多いです。
では、そもそもLINEにこの機能は備わっているのかについて確認していきましょう。
LINEにシークレット機能は搭載されてない
残念ながら、LINEにはシークレットモードが搭載されていません。
ブラウザにはシークレットモードが付いていることが多いですが、SNSサービスには付いておらず、履歴を残したくない場合はその都度手動で削除しないといけません。
それぞれサービスによって別の似たようなものが準備されていることもあるので、サービスごとに確認してみてくださいね。
トークや友だちを非表示にすることはできる
LINEにはシークレットモードがない代わりに、トークや友だちを非表示にすることができます。
設定をしておけば基本的に表に出てくることはないので、出てきてほしくないトークや友だちがいるのであれば設定方法を確認しておいてくださいね。
また、設定する際には注意すべき点もあるので、それを踏まえた上で設定するかどうか決めるようにしましょう。
【LINE】シークレット機能とここが違う!非表示の特徴
LINEにはシークレットモードはありませんが、代わりに「非表示」があり、設定したいトークや友だちを指定して個別に設定を変更することが可能です。
では次に、この2つは何が違うのか確認していきましょう。
できることに大きな違いがあるので、違いをわかった状態で設定をしてみてくださいね。
非表示設定にパスコードは不要
シークレットモードでは、見えないようにしているもの1つ1つにパスコードを決めることができる場合がありますが、LINEではそれができません。
そのため、条件を満たすことで、出てこないようにしていた会話や友だちが画面上に出てきてしまうことがあるので注意が必要です。
完全に非表示にするには、LINE内で複数の項目の設定を変えておかないといけないことを覚えておいてくださいね。
通知設定がオンになっていると通知がくる
会話をした内容や登録ユーザーの一覧から見えないようにしていたとしても、お知らせ設定をオンにしておくと、見えないように設定していた相手から何かしら送られてきたときにスマホの画面上に受信したことを知らせる通知が画面上に出てきてしまいます。
スマホの画面上に勝手に出てこないようにしたいのであれば、受信したことをお知らせする設定も変更してく必要があり、一人ひとり設定を変えることができるので、非表示にしたいものだけ変更しておくようにしてください。
メッセージがくるとトーク履歴が一覧に表示される
見えないように設定している相手から受信した内容は一覧に表示され、もう一度出てこないように設定するまでは一覧にずっと表示されている状態になります。
会話内容を見えなようにすることは、「内容は消されないけれど一時的に出てこないようにするもの」なので、一度設定しておけばずっと一覧に出てこないというわけではありません。
非表示になるのは一時的で、その都度見えないように設定をし直す必要があることを覚えておきましょう。
【LINE】シークレット機能の代わりに使おう《トークの非表示》
ここからは、具体的にどのように設定をすれば非表示にできるかについて確認していきますね。
見えないようにしたいものはそれぞれ設定をしておく必要があるので、まずはトークを見えないようにする方法について詳しくみていきましょう。
トークを非表示にする方法
一覧に出てきている中から見えないようにしたいものを探し、少し左にスライドしてみてください。「非表示」が出てくるので押し、もう一度出てくる確認を行えば設定完了です。

複数人、出てこないようにしたいユーザーがいるのであれば一括で設定することができます。一覧を開き、画面上部にある右から3番目のマークを押してください。

すると、一覧が出てきて左側にチェックを付けられるようになるので、見えないようにしたいものにチェックを付けて画面下の「非表示」を押し、確認ボタンをタップすれば選択したユーザーを一括で出てこないようすることができます。

非表示にしたトークを表示させるには?
一度見えないようにした会話は、見えないようにしていた相手からメッセージを受け取った時点で自動的に一覧に表示されるようになるため、ずっと見えない状態のままではありません。
間違って見えないように設定してしまい、特定のユーザーだけ手動で戻したい場合は、LINEのホーム画面右上にある「歯車マーク」を押しましょう。

「トーク」を押すと「非表示リスト」があり、その中に見えないように設定した履歴が出てきます。

ユーザー名の横にある「編集」を押すと、画面下に「トークルームを再表示」が出てくるので開いてください。

すると、これまで一覧から消えていた履歴がすぐに復活しますよ。
タイムライン・ストーリーを非表示にする方法
個別で行える会話のほかにも、やり取りができる機能としてタイムラインが搭載されていますよね。
このタイムラインも、ユーザーごとに表示されないよう設定をすることが可能です。
タイムラインの右上にある「アイコン」をタップし、「タイムラインのフォロー管理」を開いてください。

「友だち」を開くと一覧が出てくるので、ユーザー名の横にある切り替えボタンをオフにしておけば、その人が投稿したものが見えないようになります。

出てくるように戻したいときには、「アイコン」をタップした後に「タイムライン設定」を開きましょう。

「タイムライン非表示リスト」を押すとそのときに設定している友だちが表示されるので、設定を変えたい相手の名前の横にある「非表示解除」を押すと、元に戻すことができますよ。

【LINE】シークレット機能の代わりに使おう《友だちの非表示》
次に、友だちを見えないようにする設定方法について確認していきましょう。
トーク履歴については、非表示に設定していたとしても新しいメッセージを受け取った時点で一覧に出てきてしまうので、その都度出てこないように設定を変更する必要があるとお話ししましたよね。
友だちの場合は、一度設定しておけば勝手に表示されることはなくなります。
友だちを非表示にする方法
友だちを非表示にする方法はトークで操作した方法とほとんど同じで、友だち一覧から出てきてほしくない人を探し、左に少しスライドすると「非表示」が出てくるので押せば変更完了です。

非表示にした友だちを表示させるには?
友だちを元の一覧に戻すには、LINEホーム画面の右上にある「歯車マーク」を開いてください。

「友だち」を押し、「非表示リスト」を開くと見えなくしているユーザーが表示されます。

元に戻したいユーザー名の横にある「編集」を押して「再表示」を押せばOKです。

このとき一緒に「削除」が表示されるようになっており、「削除」を押してしまうとアプリ上からその友だちが完全に消えてしまいます。
消した相手の電話番号やIDを知っていればもう一度戻せることもありますが、相手が設定で電話番号・IDを使った友だち追加をできないようにしている場合、自分の端末で操作しただけでは戻すことができないので、間違って操作しないように注意しながら進めてくださいね。
通知をオフにする
ここまでに何度か出てきましたが、見えないように設定していたとしても相手から何かしらが送られてきた場合にはお知らせは届きます。
そのため、受信のお知らせも出てきてほしくない場合には通知設定をオフにしておく必要があるのです。
相手を選んで特定の人だけ出てこないようにするには、設定したいユーザーとのトークを開いてください。
右上にある三本線マーク「≡」を開くと、「通知オフ」があるので押し、そこを「オン」に変えます。

「通知オフにしました」と表示されました。

既読を付けずに設定だけ変えたい方は、トークを開かずに長押しすると「通知オフ」というボタンが表示されるのでタップすれば設定変更できますよ。
また、指定した相手のお知らせが届かないように設定できるだけでなく、画面上に出てくる内容を選んで設定することも可能です。
詳細設定
- 受信したトークを表示するかどうか
- 受信したことを表示させるかどうか
- サムネイル表示の有無
また、指定の時間は一時的に届かなく設定したり、そもそも全てのお知らせを受け取らないようにすることなどもできるので、一度どのようなことができるのか確認しておいても良いかもしれませんよ。
LINEホーム画面の「歯車マーク」を押し、「通知」を開くと詳細設定ができるので、チェックしてみてくださいね。

【LINE】シークレット機能の代わりに使おう《パスコード設定》
最後に、パスコード設定について解説していきます。
LINEでは、トークや友だちを指定してパスコードを設定することはできませんが、LINEを開く際に見られないように鍵をかけることは可能です。
では、どのように操作すれば設定できるのか確認していきましょう。
LINE自体にパスコードを設定する方法
パスコードを設定するには、LINEホーム画面の右上にある「歯車マーク」を開きます。
「プライバシー管理」を押し、「パスコードロック」が出てくるのでオンにすると、設定したい番号を入力する画面が表示されます。

確認のため、2回同じコードを入力すれば設定が完了で、次回から開くたびに入力を求められるようになります。
指紋認証や顔認証でも解除できるように設定が可能ですが、パスコードを忘れそうな方はこれらの認証方法は設定しない方が良いでしょう。
パスコードを変更するには?
パスコードを設定すると、「パスコードロック」の下に「パスコード変更」ボタンが表示されます。

そのボタンを押すと「新しいパスコードの入力」画面が出てくるので、変更したい番号を2回入力すれば変更が可能です。
変更はいつでもできるので、ずっと同じものを使うのではなく、セキュリティ強化のためにも定期的に変更することをおすすめします。
また、推測されやすい番号で設定しておくと第三者に特定されてしまう可能性もあるので、せっかくパスコードを設定するのであれば、できるだけ自分に関係のない番号や推測されにくい番号で設定しておく方が良いでしょう。
もし設定していた番号を忘れてしまったらログインできないので、新しくアカウントを作り直すことになり、関連のサービスも使えなくなってしまいます。
LINE Payなどお金に関係するサービスも使えず、ポイントやチャージした金額が消えてしまう可能性があるため、パスコードの管理には注意をしましょう。
忘れないためにも、「不安だな」という方は指紋認証や顔認証での設定はせずに毎回入力するようにした方が安全ですよ。
設定変更はいつでも簡単にできる!利用シーンで使い分けてみよう
今回の記事では、LINEにシークレット機能があるかどうかについてご説明してきました。
LINEには友だちを非表示にする機能があります。
LINEの場合、非表示設定をしていても通知が表示されたり、一度メッセージが届いたら一覧に再表示されたりと、注意すべき点がいくつかありました。
そのため、完全に見えないように設定したいのであれば、合わせて設定変更しておかないといけない項目があることを覚えておきましょう。
また、項目によっては表示・非表示の設定だけでなく、細かく何を見えないようにしたいのか設定できる項目もあるので、色々設定を確認してみてくださいね。