そこで今回は、PCに保存されている楽曲をUSBメモリーに転送して、持ち運ぶ方法について説明します。
普段乗ることが多い車にUSBが搭載できる方は必見です。
ぜひたくさんの音楽を持ち運んで、気分良く運転しましょう。
USBに音楽を入れる方法《Windows》
まずは、WindowsのPCを使っている方に向けて転送方法を紹介します。
この操作を行う際には「USBメモリー」の準備が必要です。
手順①USBメモリーを差し込む
1つ目に行うのは、USBメモリーのマウントです。
事前に用意したUSBメモリーをPCに搭載されている差し込み口に入れてください。
ノートパソコンであればキーボードの側面にあります。
また、デスクトップの場合は本体の電源ボタン付近に存在することが多いです。
差し込むことでPC上で認識されます。「エクスプローラー」アプリを起動することで、差し込んだUSBメモリーを表示させることができます。こちらに表示されない場合は破損しているかもしれません。
認識されたら音楽のライブラリに移動しましょう。転送したい曲が保管されているフォルダを見つけてください。見つからない場合は、右上の検索ボックスを利用すると効率的です。
ファイルを選択後、右クリックか「Ctrl+C」でコピーしましょう。このとき、「切り取り」をクリックしてしまうと移動後に元データが削除されてしまうので気を付けましょう。
ここまでできたら、次のステップに移ります。
手順②USBドライブに曲を移動する
2つ目の操作は曲の移動です。先ほどコピーしたファイルをUSBメモリーの中に入れましょう。エクスプローラーでメモリーをクリックして中身を表示させてください。空いている箇所を右クリックして「貼り付け」で完了です。
または「Ctrl+V」で貼り付けをショートカットすることもできます。
必要に応じてこの操作を繰り返してください。
移動したい曲を全部コピーできたら次のステップに進みましょう。
手順③USBメモリーを取り外す
曲を全てコピーできたからといってそのままUSBを抜かないようにしてください。中のデータが破損するリスクが高くなります。エクスプローラー上でUSBメモリーを右クリックして「取り出し」を押してから抜くようにしてください。
USBに音楽を入れる方法《Mac》
ここからは、MacのPCを使ってUSBに音楽を入れる手順について説明していきます。
Windowsのアプリとは少し名前が異なる部分がありますが、基本的な操作はほぼ同じです。
USBメモリーを用意してご覧ください。
手順①USBメモリーを差し込む
まずは準備したメモリーをPCに差し込みましょう。デスクトップ上にストレージアイコンが表示されるので、これをクリックして開きましょう。
これがメモリーの中身です。
Finderが起動したら、ライブラリなどから移動したい曲データを探しましょう。見つかったら右クリックで「コピー」を選択してください。Macの場合でも「Ctrl+C」のショートカットは使用可能です。
手順②コピーしたい曲をストレージアイコンにドラッグする
次に、デスクトップ上のストレージアイコンからメモリー内部を表示させ、空いている箇所で右クリックをして「ペースト」を選択すれば完了です。もちろん「Ctrl+V」でもOKです。
この他にもやり方はあります。音楽ファイルをコピーせずにそのままストレージアイコンにドラッグすることでも可能です。
手順③USBメモリーを取り外す
後はメモリーを取り外す作業をして完了です。アイコンを右クリックして「USBを取り外す」を選択した後で抜くようにしてください。
USBに音楽を入れる方法《フォルダ作成》
ここからは、もう少し応用的な操作について説明していきます。
曲の量が多くなってくると管理が大変ですよね。
そうなることを防ぐためにも、「フォルダ作成」をすることをおすすめします。
これで整理できるので、どこにどんなデータがあるのかをチェックしやすくなりますよ!
アーティストごとやジャンルなど、さまざまなフォルダを作ってみましょう。
カーナビで使うなら作成しておくと便利!
車で移動する際にUSBメモリーに入った曲を再生する場合、カーナビのシステムからライブラリを表示させることができますが、バラバラになった状態では機種によって毎回探さなければなりません。
もちろん運転しながらの操作は危険なので避けてください。
あらかじめ整ったライブラリを表示させるためには、フォルダが重要というわけです。
こちらでもWindowsとMacそれぞれ分けて説明していきます。
Windowsでの作成手順
まずはWindowsのPCでUSBメモリー内にフォルダを作る手順を紹介します。
メモリーをクリックし、内部を表示させてください。この状態で空いている箇所を右クリックしましょう。メニューから「新規作成」→「フォルダ」の順にクリックしてください。
あとは好きな名称を入力して完了です。
ファイルをフォルダにドラッグアンドドロップすることで収納できます。
この手順でさまざまなデータをまとめていきましょう。
Macでの作成手順
続いて、MacのPCでフォルダを作成する手順を紹介します。
デスクトップに表示されているストレージアイコンをクリックして中身を表示させてください。
こちらも空いている箇所で右クリックします。出てきたメニューから「新規フォルダ」を選択することで作成できます。適宜名称を設定して、必要な数だけ作ってください。
データファイルの移動ですが、こちらもWindowsと同じでドラッグアンドドロップで可能です。
この動作を繰り返して整理してみましょう。
きっとカーナビもすっきり表示されるはずです。
USBに音楽を入れるときの注意点
ここからは、USBメモリーにPC内の楽曲をコピーして移す際に注意したいことを説明します。
適切にデータを再生できるようにするためにも、以下をチェックしてから操作してください。
全部で3つの項目をピックアップします。
音楽ファイルの形式はMP3にしておこう
1つ目の注意点は、音楽のフォーマットに関してです。
できるだけ「MP3」の形式でコピーするようにしてください。
WAVやFLACなどのままでは適切に再生することができない場合があります。
この他にマイナーなフォーマットは避けることをおすすめします。
なぜMP3にした方が良いのかというと、多くのデバイス(再生機器)に対応する汎用性の高い形式だからです。
カーナビなどの仕様がよくわからないという方は、「MP3」で音楽をペーストすると良いでしょう。
非対応な形式でカーナビに使用すると、ライブラリに音楽として表示されない可能性があります。
二度手間を防ぐためにも是非もう一度楽曲のデータを確認してからにしましょう。
カーナビによってはUSBドライブフォーマットの変更が必要
2つ目の注意点は、USB自体のフォーマット形式に関してです。
USBには、データを記録する方式がいくつか存在します。
聴いたことが無い名称が多いかと思いますが、「FAT32」や「exFAT」などの表記のことです。
どのフォーマットに適応しているのかについては、仕様書に記載されているケースがほとんどなので、今一度確認してからコピーを行ってください。
また、128ギガなどの大容量ストレージを使用する場合も認識できないなどのリスクがあるので併せてチェックしましょう。
アーティストや曲名など情報が表示されないケースが多い
3つ目の注意点は、曲データが正しく表示されないことが多いということです。
転送前に正しく入力されていても、カーナビの自動検索機能が邪魔をして、間違った情報に書き換わってしまうケースがあります。
この点を理解したうえで使っていきましょう。
USBメモリーに音楽を入れて出先でも楽しもう!
今回は、USBメモリーに自分が持っている音楽データをコピーする手順について解説してきました。
ぜひこの記事を参考にして、車などでも快適に音楽を楽しんでくださいね。