Clipsでは、自分好みのフィルターで動画を撮ったり、動画にスタンプやテキストを入れることができます。
この記事では、そんなClipsについて、どんなアプリかや使い方を解説していきます!
【iPhone】Clipsとはどんなアプリ?
まずはClipsについて、どんなアプリかを知っていきましょう。
最初から入っているデフォルトのビデオ編集アプリ!
「Clips」はiOS端末専用に開発されたモバイルビデオ編集アプリで、2017年4月6日にアプリの提供が始まりました。iOS専用の動画編集アプリなので、iPhoneとの相性は完璧!操作性も大変優れています。
多くの動画編集アプリは、すでにiPhoneの標準カメラアプリで撮影された動画を取り込んで編集するものが多いですが、「Clips」は動画の撮影と編集をワンセットで行うタイプのアプリです。
簡単操作で短い動画を作成・共有できる
「Clips」は、Instagram、TwitterなどのSNS用に動画を作成する最適のアプリです。「Clips」は「オール・イン・ワン」アプリで、他のアプリを使うことなく動画の作成、加工や編集、SNSへの投稿をすべて行えます。
操作もとても簡単で、ユーモア溢れる短い動画をたくさん編集できます。
「ライブタイトル」機能を使えば自動で文字を起こすことも可能
「Clips」アプリを語る面で忘れてはいけないものが「ライブタイトル」機能です。「ライブタイトル」機能とは動画の撮影中に撮影者が語った言葉を音声データとして取り込み、字幕として表示してくれる機能のことです。
「Clips」の「ライブタイトル」機能が対応可能な言語数は36あり、音声の認識精度もとても高く正確に音声データを文字に置き換えてくれます。
「iMovie」との違いは何?
「Clips」はiOS端末のためにAppleが開発した動画編集アプリなので、同じようにAppleによって開発された動画編集アプリである「iMovie」と比較されることがあります。
この2つのアプリの間にどんな違いがあるのか、以下にそれぞれの機能をまとめて記載します。
Clipsの機能iMovieの機能動画の再生機能動画のトリミング機能字幕の自動生成システム(Live Title)タイトルと字幕の挿入機能スタンプの貼り付け機能ミュージックの挿入機能フィルタ加工機能エフェクト加工機能ミュージックの挿入機能動画コンテンツの追加機能SNSへの投稿機能ビデオクリック追加機能保存機能SNSへの投稿機能
【iPhone】Clipsの使い方《基本》
ここからは実際に、アプリを起動させて使い方を説明していきます。まず「App Store」アプリで「Clips」をインストールしましょう。
下記のリンクにアクセスすればアプリをすぐにインストールできます。
App Store
Clipsを起動しよう
「Clips」アプリをインストールしたら開きましょう。

「最新情報を取得」画面が立ち上がるので「通知をオンにする」をクリックします。

確認ポップアップが表示されるので「許可」をクリックしましょう。

編集する素材を撮影・選択しよう
「Clips」アプリの撮影画面が立ち上がります。画面の中央下に表示されている「動画撮影」ボタンを押し続けると動画は撮影され続けますが、手を離すと撮影は終了します。
自動再生をするには「動画撮影」ボタンを長押しして、上に向かってスワイプします。
動画が自動撮影に切り替わります。小さくなった「動画撮影」ボタンを押すと動画の撮影が終了します。
【iPhone】Clipsの使い方《編集》
続いて動画の編集方法を説明していきます。編集の種類によっては、動画の撮影前に行わなければならないものもあるので、まず撮影前に行う必要のある編集機能の操作方法から説明します。
テキストを自動入力しよう
最初に紹介するのは「Live Title」機能の設定方法です。アプリの撮影画面の右下に「星」アイコンがあるのでクリックしましょう。

編集画面が立ち上がるので。表示されているアイコン一覧の左にある「ライブタイトル」アイコンをクリックします。

「動画撮影」ボタンを長押しスワイプして撮影をスタートしましょう。

撮影が始まったら画面に向かって話しかけましょう。

音声字幕が表示され始めます。

『ポスター』で表紙をつけよう
次に「ポスター」を背景にする方法を説明します。動画撮影画面に戻りましょう。画面の左下に「画像」アイコンがあるのでクリックします。

プルダウンメニューが表示されるので「ポスター」をクリックしましょう。
使用可能なポスターが表示されるので、1つを選びクリックします。

選択したポスターが貼り付けられるので「動画撮影」ボタンを長押しして撮影を開始しましょう。

動画にフィルタを追加しよう
ここからの編集は動画撮影後に行えるものです。動画撮影画面の左下に撮影された動画が小さく表示されているのでクリックしましょう。

5つのアイコンが表示されるので「エフェクト」アイコンをクリックします。

「フィルタ」アイコンをクリックします。

動画にテキストを挿入しよう
編集画面に戻るので「エフェクト」アイコンをクリックしましょう。

編集画面になるので「テキスト」アイコンをクリックします。位置情報のアクセス許可を求めるポップアップが表示されるので「Appの使用中は許可」をクリックしましょう。

再び「テキスト」アイコンをクリックします。お気に入りのテキストを選んでクリックしましょう。

テキストを編集しましょう。終わったら「適用」をクリックします。

動画にスタンプを挿入しよう
編集画面に戻り「ステッカー」アイコンをクリックし、貼り付けたいステッカーを選択しましょう。

次に「絵文字」アイコンをクリックし、貼り付けたい絵文字を選択しクリックしましょう。

動画にBGMなど音楽を挿入しよう
編集画面の右上に表示されている「BGM」アイコンをクリックしましょう。

2つのオプションが表示されているので「サウンドトラック」をクリックします。

選択可能なサウンドトラックが表示されているので、気に入ったものをクリックしダウンロードしましょう。1つ前の画面に戻ります。

「マイミュージック」をクリックしましょう。

「曲」をここでは選択します。

BGMにしたい曲を選びクリックしましょう。

「完了」をクリックします。

【iPhone】Clipsの使い方《保存・共有》
「Clips」アプリを使って動画を撮影し編集する方法をここまで紹介しました。編集が終了したら次のステップは編集内容の保存と共有です。どのように保存するかを説明します。
動画を保存する方法
先ほどまで紹介した編集作業の最後に行ったのは「BGM」の挿入でした。「BGM」の挿入が終わった画面に戻りましょう。
編集の最終画面が立ち上がっているので、内容をすべて確認したら画面の左上に表示されている「完了」をクリックしましょう。

SNSへ動画をシェアする方法
大半のユーザーは、「Clips」アプリで動画の撮影と編集が終わったら、InstagramやLINEなどに投稿して友だちと共有したいと思います。どのようにSNSへ動画を投稿し友だちと共有できるのかを説明します。
動画の撮影画面に戻ります。画面の左下に撮影された動画が小さく表示されているので、投稿したい動画を選んでクリックしましょう。画面の右下に「共有」アイコンがあるのでクリックします。

動画の共有方法を選択するためのポップアップが立ち上がるので、共有したいSNSを選び動画の共有を行いましょう。

動画を削除する方法
動画をたくさん作成してすべてを保存すると内部ストレージを圧迫するので、必要のない動画は削除して内部ストレージの空き容量を増やす必要があります。編集した動画を削除する方法を説明します。動画撮影画面に戻りましょう。
画面の下に表示されている編集動画の中から必要のないものをクリックしましょう。5つのアイコンが表示されるので「削除」アイコンを選びクリックします。

確認ポップアップが表示されるので「クリップを削除」をクリックしましょう。これで削除されます。

iPhoneのClipsアプリでたくさんの動画の作成と編集を行ってみよう!
動画の撮影、編集、SNSへの投稿のすべてを1つのアプリで行えればとても助かります。「Clips」アプリを使えばそれらすべてを簡単に行えます。機能も豊富なのでバラエティーとユーモアに富んだ動画作品を作成できます。ぜひ使ってみましょう。