商品情報だけでなく、出品者をチェックすることがネットで安心して商品を購入するためのポイントです。
出品者ページには販売者の評価など、商品を購入する前に知っておきたい情報が掲載されています。
Amazonに商品を出品するときには、まずは商品リサーチをしてみましょう。
ここでは、出品者検索から売れ筋商品を探す方法について紹介していきます。
【Amazon】出品者の検索をする前に!知っておきたいこと!
Amazonの商品には、出品者が表示されています。
この出品者ページでは「誰が販売している商品なのか」「出品者の住所はどこなのか」が分かります。
AmazonにはAmazon自身が販売元になっている商品と一緒に、他の個人や法人がアマゾンマーケットプレイスに出品した商品が並んでいます。
Amazonには海外から届く商品もあるので、「商品がどこから届くのか知りたい」「価格が安い理由を知りたい」と思ったときには、まずはマーケットプレイスの出品者を確認してみましょう。
検索に使う「セラーID」ってなに?
アマゾンマーケットプレイスには個人でも法人でも出品できます。
そして、個人や法人の別にかかわらず、それぞれの出品者に個別に振り分けられた「セラーID」がついています。
セラーIDからはその人が出品した商品をリサーチできるほか、ネット販売に役立つ情報を調べられるため、個人のネット販売でも商品リサーチに利用されています。
出品者を検索すると売れている商品が分かるよ
出品者検索からは、売れている商品を探すこともできます。
購入するときに知りたいのは、多くの人が購入していて評価も高い商品ではないでしょうか。
また、売れ筋商品は、他の人が出品しても売れる商品になります。
ネット販売を始めるときには、「その商品がどれなのかを知ること」が直接売上げに繋がるはずです。
出品者のストアページを確認しよう
商品ページには販売元が記載されており、そこに表示された名称のリンクを辿ると出品者のストアページが表示されます。
出品者のストアページには「特定商取引法に基づく表記」として、販売業者名、電話番号、住所、運営責任者名、店舗名等が明記されています。
ここにはストアや取引に対するこれまでの評価も記されているので、商品をどの出品者から購入するかで迷ったときの参考にもなります。
出品者のストアページの上部には「〇〇ストアのストアフロント」の表記があります。
このリンク先には、その出品者が販売している商品が表示されます。
一番上には「ベストセラー」の表示のついた商品が出るので、そのストアで一番売れている商品が分かります。
【Amazon】出品者の検索をして商品の販売に活かす方法
アマゾンマーケットプレイスには個人でも出品できるので、比較的簡単にネット販売が始められます。
購入者ではなく販売元になる場合もあるでしょう。
ネット販売のビジネスを始めるときには、出品者検索から商品リサーチをして販売に生かすことができます。
Amazonでは海外への発送も取り扱えるので、個人の出品者から「海外の個人に向けて商品を販売する」「国内のお客さんに海外の商品を届ける」という状況も生まれます。
国内正規品として海外ブランドなどと直接契約して代理店となるのではなく、並行輸入品として海外で一般流通している商品を取り扱う場合もあるでしょう。
出品者検索による商品リサーチは、無在庫輸入や無在庫輸出を行う際にも利用できるほか、「Amazon FBA」で発送する商品のための調査にも使えます。
「Amazon FBA」とは、商品をAmazonの倉庫に送っておくと、保管、注文処理、発送、返品に対するカスタマーサービスのすべてを代行してくれるサービスです。
大量の商品を扱うときに便利ですが、手数料が発生するため、事前に消費者のニーズを探っておくリサーチが必要になるでしょう。
セラーIDから売れている商品が分かるよ!
アマゾンマーケットプレイスの「セラーID」からは、売れている商品を調査できます。
たとえば海外で仕入れた真正品を並行輸入品として取り扱いたいときには、「売れ筋商品はどれなのか?」「消費者に人気で確実に売れるのはどんなものなのか?」の情報がほしいと考えるでしょう。
売れ筋商品を調査するには、出品者検索でその人が取り扱っている商品リストをリサーチして、リストアップしていくという方法があります。
セラーIDを確認する方法
商品ページの右側にある価格表示の下には、「新品&中古品」の表示と出品されている点数が出ています。
こちらをクリックもしくはタップすると、アマゾンマーケットプレイスに出品された商品と出品者が出てきます。
この商品ページの「販売元」の項目には出品者名が表記されており、リンク先にはストアページがあります。
このストアページのURLの末尾に「セラーID」が出ています。
セラーIDを確認するコツは?
ストアページのURLの中に「seller=」という文字の羅列があり、この続きにはAからはじまる14桁もしくは13桁の半角英数字があります。
これが「セラーID」です。
前述のとおりセラーIDは個別のものなので、他の出品者を間違わずに商品情報を抽出するのに役立ちます。
【Amazon】出品者の検索をする方法!《アマゾンマーケットプレイス出品者 商品一覧ツール》
ネット販売では、大企業の商品も個人が出品した商品も同じように画面に並びます。
そこで売上げを伸ばすためには、商品力があるかないかが重要になってきます。
「売れる商品がどれなのか」を知ることはネット販売では大切な要素になるので、そのために売れる商品を取り扱っている出品者の商品リストをチェックする方法があります。
商品リサーチには、アマゾンマーケットプレイス出品者商品一覧ツールを使う方法もあります。
無料と有料のツールがあるので、まずは無料のツールで試してみてはいかがでしょうか。
検索では「半角」「全角」が区別されている
アマゾンマーケットプレイス出品者商品一覧ツールでは、出品者名やセラーIDから検索ができます。
検索では半角と全角が区別されているので、正しい検索結果を出すには半角か全角かに注意しながら入力します。
ID検索ではひらがな・漢字は使えない!5文字以上の入力をして
セラーIDは英数字の組み合わせでできています。
ID検索にはひらがなや漢字は使えないので気をつけましょう。
セラーIDの全てが分からない場合には、5文字以上であればセラーIDの一部でも検索ができます。
出品者の名前から検索をする方法
検索ツールでは、出品者名(店名)からも検索できます。
自分が販売したいジャンルの商品を扱う気になる出品者を見つけたら、「その出品者のストアの売れ筋商品は何なのか?」「どのようなラインナップを取り揃えているのか?」をチェックしてリストアップしていきます。
セラーIDから検索をする方法
すでにセラーIDが分かっている場合には、セラーIDから検索ができます。
IDは個別に存在するので、セラーIDを使えば他の出品者の情報を抽出してしまうことはなくなります。
検索結果で表示したい内容はなにか
ASINを抽出したいときに利用できる無料ツールに、Google Chromeの拡張機能「ezASIN」があります。
ASINはAmazonが書籍以外の商品に設定した商品識別コードです。
有料のサービスでは商品リサーチやASINの抽出が可能になるほか、出品管理や在庫追跡、SEO対策、売上分析など、世界のAmazonで販売に生かせるツールがあります。
【Amazon】出品者の検索をするコツは?《アマゾンマーケットプレイス出品者 商品一覧ツール》
アマゾンマーケットプレイス出品者商品一覧ツールを使ってみたけれどうまく検索できないという場合には、検索の仕方を変えてみるのがおすすめです。
検索の仕方を変えるだけで、求めていた情報を検索できる場合もあります。
コピー&ペーストして検索をするのが確実
全角と半角の入力は間違いやすいものです。
出品者名やセラーIDを正確に入力するには、手入力よりもコピー&ペーストで行うほうが確実です。
出品者名の一部から検索をしよう
出品者名検索ができないときには、店名から絞り込んで「すべての語を含む」ではなく「いずれかの語を含む」に替えて検索してみましょう。
文字列の間にスペースが入っているなど、出品者名はひと続きの単語ではない場合もあります。
全体の名称では検索できなかったものが、検索できるようになる場合もありますよ。
記号や機種依存文字は検索できないときがある
検索する文字に記号や機種依存文字が入っているときには検索できない場合があります。
なかなか検索できない場合には、コピー&ペーストする元のフォントや文字を確認してみましょう。
出品者検索を活用してみよう!
Amazonで商品を購入する際には、出品者情報をチェックすることでさまざまなことが分かります。
「出品者が誰なのか」「どこから発送されるのか」「評価はどうなのか」など、出品者ページには多くの情報が掲載されています。
Amazonで商品を購入する際は、出品者について事前に調べておきましょう。