名湯の誉れ高い草津温泉。【草津ナウリゾートホテル】は標高1,200mの森に囲まれた高原リゾートです。
草津の森にあるリゾートホテル
草津ナウリゾートホテルは、天空ブランコやジップラインを楽しめる草津温泉スキー場に近く、町の玄関口“バスターミナル”と温泉街のある“湯畑”まではシャトルバスを運行。温泉街の散策やアクティビティを楽しめるホテルです。
▲ベルツ通りにあるナウリゾートホテルのゲート
▲ホテルのエントランスではキャラクターのリスがお出迎え。館内にもリスの置物やぬいぐるみが飾られます
▲フロント前のロビーからは新緑や紅葉なども楽しめます
▲リラックスして過ごせるメインラウンジ
▲フロント前のガーデンスペースでは、19時から21時まで毎晩無料の「焚き火&マシュマロ」を楽しめます <画像提供:草津ナウリゾートホテル>
温泉を引く客室露天風呂
ホテルには149室の客室がありますが、今回は2020年12月にリニューアルした「テラス露天風呂付ツイン」と、2022年3月から登場したさらに広い「露天風呂付デラックスツイン」の2タイプの客室を紹介します。温泉を客室に引く宿は草津でも数えるほどしかなく、どちらも人気の客室です。
▲ホテルの一番広い客室「露天風呂付デラックスツイン」
広々とした57平米の「露天風呂付デラックスツイン」は、74平米から98平米もある専用テラスを備えた特別室。入口で靴を脱ぐシューズオフスタイルで、自宅のようにリラックスできました。トイレ、バス、洗面が独立する間取りの使いやすさもポイントです。ゆったり座れるソファも置かれ、リゾートステイを満喫できます。
▲アイランド型の洗面や、ゆったりしたソファが置かれたスタイリッシュな客室
▲洗面はダブルベイシン
床暖房を備えていて、寒い冬でも快適です。オープンクローゼットや収納も豊富で、荷物をまとめて置けるのも高ポイント。
▲テラスとつながる源泉掛け流しの客室露天風呂
信楽焼の湯船には、草津6源泉のひとつ「万代鉱源泉」を掛け流し。
▲専用テラスは驚きの広さ
「露天風呂付デラックスツイン」には、客室よりも広い専用テラスがついています。天気のいい日は星空がキレイに見えるので、椅子に寝そべって夜空を眺めるのもいいですね。天の川も見えますよ。
▲「テラス露天風呂付ツイン」は落ち着いた雰囲気
ホテルの1階にある「テラス露天風呂付ツイン」は32平米の客室です。ゆったりとしたソファや床暖房を備え、寒い冬もぽかぽかで過ごせます。15平米のテラスでは、半露天風呂と足湯を楽しめる人気の高い客室です。
▲ベッドマットはシモンズのプレミアムシリーズを採用
▲レインシャワーを備えたシャワーブースからはテラスにも出られます
洗面とシャワーのエリアは引き戸が閉まりプライバシーを保てます。
▲源泉掛け流しの温泉を客室で楽しむ
「テラス露天風呂付ツイン」でも万代鉱源泉を掛け流し。入る前に名物“湯もみ板”で湯をもんで冷ますのも草津ならではの体験です。
▲露天風呂付客室には特別な備品も
温泉の引かれた露天風呂のある客室には、ポーラのアロマエッセゴールドの基礎化粧品セット、SOLONIAのドライヤーとヘアアイロン、湯上りに使いたいバスローブも置かれます。
▲上記の客室にはネスプレッソのコーヒーメーカーも用意
▲冷蔵庫の中には無料のスパークリングワインが冷えています
イタリアの名門マルティニのスパークリングワイン「アスティ スプマンテ」がサービス。フルーティな甘口のお酒で、お風呂上りにおすすめです。
名湯とサウナを満喫できる大浴場
温泉大浴場「草津ビッグバス」には、男女ともに露天風呂やサウナ、ジャグジーなどを備えます。お湯はpH1.66と草津にある源泉の中でも殺菌作用が最も強い万代鉱を源泉掛け流し。特に、広めのサウナと水質のいい水風呂、ゆったり過ごせる外気浴など、温泉とサウナを両立した大浴場は草津温泉でもまだ少なく、サウナ好きのお客さんは注目です。
▲内湯には源泉掛け流しのあつ湯やぬる湯のほか、真湯のジャグジーや水風呂など、多彩なお風呂がそろいます
▲あつ湯は42度。苦手な方は、40度のぬる湯もあります
▲景色を楽しみながらの女湯露天風呂
露天風呂にふたつある大きな湯船ももちろん源泉掛け流し。新緑や秋の紅葉、冬の雪見風呂など、四季の移ろいを楽しめます。さらにサウナのためにととのい椅子も置かれています。
▲リニューアルされたばかりの男女ドライサウナ
草津でサウナを備えた宿は少ないのですが、ナウリゾートホテルは創業当時から男女ともドライサウナを備えます。
▲草津の美味しい水道水が使われた水風呂
草津温泉の水道水は、高原の湧水を利用した良質さがウリ。個人的には、とても柔らかくまろやかな水に感じました。10月の取材時は水温が15度ほどでしたが、積雪シーズンになると一桁になることもある、いわゆる“グルシン”の水風呂。冷たい水風呂が好きな方は、特に真冬が狙い目です。
▲男湯の露天風呂
▲男湯の露天風呂には10人ほどが座れるようにベンチやととのい椅子が置かれます
都内から片道¥2,800~で利用できる高速バスが2022年9月に登場。乗り場はバスターミナル東京八重洲、池袋サンシャインバスターミナル、大崎駅西口バスターミナル、埼玉県の八潮駅の4箇所。草津温泉バスターミナルのほか、草津ナウリゾートホテルにも直行します。道の駅八ッ場ふるさと館では20分の休憩があるので、プチ観光もできちゃいます。
▲都内からの「Dts line 八ッ場・草津温泉号」
東の横綱と称される温泉を、なんと客室で楽しめてしまう【草津ナウリゾートホテル】。贅沢を楽しむ温泉旅行に、ぜひ出かけてみてくださいね。<text&photo:湯川カオル子 予約・問:草津ナウリゾートホテル https://www.kusatsu-now.co.jp/>