整理整頓や片づけは、少しでも生活を快適にするために避けては通れない課題の1つですが、いざ取り組んでみたところで「なかなか片づかない…」という方は少なくないようです。そこで、整理収納アドバイザーとライフオーガナイザーの資格取得の際に学んだ内容から、仕事や家事、気持ちを片づけるときの基準にしていることを紹介します。

浮気する人の気持ちが少しだけわかったかもしれない

ここで言う「浮気」は、パートナー関係における「浮気」のことです。別の人に心を移すこと。わたしは最近、人ではなく仕事において「浮気をする」その気持ちがわかったような気がしています。

今、本宅(主務の仕事)がつらいのです。

夫婦にたとえてみると…奥さんがすごく厳しくて、楽しい会話もない。帰りたくない…家での時間がつらい…。

そんな感じ。でも、浮気相手(兼務先のメンバー)とは、言いたいこと(お互いのつくったテキストへのダメ出し)を言い合える。よいテキストにするために協力し合えるし、反対意見を言っても大丈夫と思える。自分らしくいられる。ここでは心が穏やか。

最近のわたしは、浮気相手(兼務先の仕事)があるから本宅(主務の仕事)をなんとか頑張れているのかもしれない、と気がつきました。

そして、この心の動きは、もしかしたら浮気をしてしまった人(なぜか男性の立場で妄想していますが)の心理に似ているのではないだろうか…と思ったのです。

わ、わかりたくなかった…なんだか複雑な気持ちです。

とはいえ、わたしは今、仕事の上で堂々と浮気?をしている状態。なにも後ろめたいことはありません。「あなたはこの別宅(兼務先)でしっかり役目を果たしてきてね」と言われているので、そこでの時間を心から大切にしています。主務での仕事がつらければつらいほど、その兼務先で働けることがよりうれしくてたまりません!

浮気は浮気でも、これは自分のために必要な浮気。

そして、誰も傷つけない浮気。

そして、こんな風に、「今いて少しつらい場所や関係性とは別の穏やかな居場所」や「心の逃げ場所」を作っておくことは、だれにとっても必要なのかもしれません。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke>