「◯kg痩せたい!」と意気込んで始めたダイエットが長続きしなかった経験はありませんか?今回取材した40代主婦の佐藤さんも同じ悩みを抱えていました。しかし、ダイエットのアプローチを変えることで半年で10kgの減量に成功。

それでは現在もリバウンドもなく理想の体型をキープしている佐藤さんが挙げた、効果を実感したという【簡単ダイエット習慣】を紹介します。

低糖質×高タンパクを意識して、植物性の食品を食生活の中心に据える

佐藤さんがまず取り組んだのが、食生活の見直し。完全なヴィーガンではないものの、低糖質×高タンパクを意識して動物性食品を減らし、野菜や豆類、全粒穀物など植物性の食品を食生活の中心にするようにシフトしたと言います。

「特に効果的だったのは朝食の見直し」だったそうで、市販の豆乳ヨーグルトに好みのフルーツを加えるのが定番メニュー。また、昼や夜はサラダや蒸し野菜など食物繊維が豊富なメニューを必ず加えたそう。満腹感が持続するようになって、間食も自然と減ったそうです。

また、ダイエットにあたって「筋肉量をキープすること」を特に意識したという佐藤さん。タンパク質は毎食25g程度を目標にし、「野菜→タンパク質→炭水化物」の順で食べることで、血糖値の急上昇を防いだと言います。

睡眠の質を高めてホルモンバランスを整える

また、佐藤さんが意外に効果を感じたというのが「睡眠の質を上げること」だそう。夜10時から深夜2時までのゴールデンタイムに深い眠りに入れるよう、寝る1時間前にはブルーライトをカットするようにしたと言います。

質の高い睡眠は食欲を抑えるホルモン「レプチン」の分泌を促し、空腹感を生じさせる「グレリン」を抑制する効果を期待できます。佐藤さんも「寝不足だった頃より甘いものへの欲求が激減しました」と実感を語ります。

日々の小さな習慣の積み重ねが、無理なく続けられるダイエットの秘訣。

佐藤さんは「極端な方法ではなく、日常に無理なく取り入れられる習慣だからこそ長続きした」と振り返ります。体重計の数字だけでなく、体の軽さや服のサイズダウンなど小さな変化を喜びながら続けることが、リバウンドのないダイエット成功への近道といえるでしょう。

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