「旅行に行くとつい食べすぎて太る」──先日そんなイメージをくつがえすような体験を筆者(30代女性)はしました。なんと“食べまくった”のに体重は旅行前に比べて−1.5kg。
食べているのに痩せた!鍵は“1日1万歩超え”の運動量
旅行中は美味しいものを遠慮なく楽しみながらも、観光地を朝から夕方まで巡り、移動は基本徒歩。スマホの歩数計を見ると、毎日1万~1万5000歩は歩いていました。
普段ならつい車や電車に頼る距離も旅先だと「せっかくだから歩こう」となって、これが無理なく続く“ゆるい有酸素運動”に。しかもテンションが上がっているので、疲労感より達成感の方が上回り、「運動した気がしないのに、しっかり運動していた」状態が続いたのです。
生活リズムが整う&ストレスオフで代謝の向上を実感
また、旅先では自然と早起きし、「朝食→観光→昼食→移動→夕食…」と生活リズムが整ったのもダイエットに奏功したのでしょう。
加えて新しい風景やワクワクする体験がストレスを軽減したのか、腸の動きも活発に。便通も良くなり、お腹周りがスッキリする実感がありました。体の内側からも“巡り”が整ってきた感覚もあって、旅行後は下半身のむくみが軽減されるという嬉しい結果もありました。
“非日常”を過ごす中で自然に続いたダイエット効果
しかも体重を測ると、まさかの−1.5kg。食べても太らなかった理由は、「よく歩いて、よく楽しんだ」ことで、心も体もリセットされたのが良かったのでしょう。もちろん毎日旅行に行くわけにはいきませんが、日常にも“歩く機会”や“ワクワクする予定”を意識して取り入れることで、同じように自然な痩せ習慣を育むようにしたいと感じました。
やっぱり「楽しいから続く」ダイエットがいちばんラク
「痩せたい」「制限しなきゃ」と気を張るよりも、楽しく体を動かしていたら自然に痩せていた——そんな経験から学んだのは、心から楽しめる時間こそが“最強のダイエットスイッチ”になるということ。みなさんも旅行だけに限らず、普段から“歩いて楽しい”という機会を増やしてみてはいかがでしょうか?<text:ミミ>