ショートヘアは軽やかでおしゃれ感を演出できる一方、カットやカラー次第では顔型や雰囲気に合わず印象が下がってしまうことも。でも、輪郭補正と肌映えカラーを意識すれば、一気にアカ抜けが可能です。
軽やかレイヤーで縦ラインを強調する
顔周りの縦ラインを強調する“軽やかレイヤー”は、小顔ショートヘアの基本。トップからサイドにかけて柔らかく段差を入れることで、動きが生まれ、重く見えがちな輪郭をスッキリ見せることができます。
前髪はサイドの髪へ自然につなげてこめかみをカバー。横幅を抑え、顔全体のバランスが引き締まります。仕上げはツヤ感のあるオイルやバームで髪流れを整え、立体感と女性らしさを演出しましょう。
ひし形シルエットとアシンメトリーで輪郭補正
大人世代のショートヘアは、ただ短くするだけではなく、シルエット設計で差を付けましょう。黄金比とされる「ひし形シルエット」に加え、前髪やサイドの長さを左右非対称にするアシンメトリーを取り入れると、視線が縦や斜めに流れ、気になるフェイスラインを自然にカバーできます。

アシンメトリーは動きと奥行きも生み出すため、ショート特有の平面的な印象を回避し、より洗練された雰囲気に仕上げることが可能です。
肌映えするヘアカラーで洗練度を高める
ヘアカラーは顔の印象を大きく左右します。大人の小顔ショートヘアには、肌馴染みと透明感を両立する色味がおすすめ。例えば「モーブブラウン」や「ディープベージュ」は輪郭を引き締めつつ柔らかさを演出できますし、「スモーキーアッシュ」は涼しげな透明感をプラスできるでしょう。

また、暗めトーンはコンパクトなシルエットを強調、明るめベージュは血色感アップ効果が期待できます。ここにパーソナルカラーをかけ合わせれば、肌をワントーン明るく見せられ、表情全体が華やぎますよ。
ショートヘアでアカ抜けるには、輪郭補正と肌映えカラーの組み合わせがカギ。次のヘアチェンジは、ぜひ今回紹介した3つのポイントを押さえて、小顔効果とおしゃれ感を両立したショートヘアにトライしてみてくださいね。<image出典:instagram(@naoki_h_beautrium)>