“ONE in a Billion=10億分の1の才能”として、ソニーミュージックが主催するオーディションで応募総数5000人以上の中から選ばれた8人によって結成されたダンスボーカルグループ、ZILLION(ジリオン)。性別、キャラクター、バックグラウンドがまったく異なる“全員主役”。
聴く者に元気と勇気を与えるダンスミュージックを中心とした音楽、そして知れば知るほど伝わる仲の良さで、じわじわと注目度が高まっている彼ら。『SDGs推進TGCしずおか2023』のステージを終えたばかりの彼らにグループのオーディションを受けるに至った理由やおすすめ楽曲などをじっくりと聞いた。
メンバープロフィールを紹介!
——girlswalkerに初登場となる皆さん。まずは自己紹介をお願いできますか?
RION(リオン)

《名前》RION(リオン)
《生年月日》2003年2月9日
《出身地》大阪府
《特技》バレーボール
《趣味》古着集め
RION(以下、リオン)「お決まりの挨拶をしてもいいですか?おでこの広さは心の広さ、リーダーのリオンです!メンバーの中でいちばん心が広いと思います」
TYRA(タイラ)

《名前》TYRA(タイラ)
《生年月日》2004年8月3日
《出身地》長崎県
《特技》読心術
《趣味》お菓子作り、タグを触る
TYRA(以下、タイラ)「8.5等身、ZILLIONのクールビューティ担当、タイラです。よろしくお願いします!」
KEIJI(ケイジ)

《名前》KEIJI(ケイジ)
《生年月日》1999年6月16日
《出身地》北海道
《特技》Human BeatBox、DTM
《趣味》FPSゲーム、映画鑑賞
KEIJI(以下、ケイジ)「突然驚かれると思うんですけど(と、ヒューマンビートボックスを披露して…)ZILLIONのビートボクサー、メンバーカラーはオレンジのケイジです!」
MOKA(モカ)

《名前》MOKA(モカ)
《生年月日》2001年2月12日
《出身地》埼玉県
《特技》韓国語(日常会話レベル)
《趣味》ナチュラルフード(資格有)
MOKA(以下、モカ)「今日も安定のボブ、みんなのお姉さんモカです!」
KAORA(カオラ)

《名前》KAORA(カオラ)
《生年月日》2005年3月31日
《出身地》富山県
《特技》全く人見知りをしない
《趣味》温泉めぐり
KAORA(以下、カオラ)「いつも全力!みんなのビタミンC!カオラです。お願いします!」
CASHIN(カシン)

《名前》CASHIN(カシン)
《生年月日》2000年6月28日
《出身地》福岡県
《特技》ダンスのディレクション
《趣味》メイク、メンズ美容
CASHIN(以下、カシン)「お肌の治安をパトロール。ZILLIONの美容大先生、カシンです!」
WATARU(ワタル)

《名前》WATARU(ワタル)
《生年月日》2001年10月5日
《出身地》山口県
《特技》10秒で人を笑顔にさせる
《趣味》格闘技鑑賞
WATARU(以下、ワタル)「あなたも私もワタルにはまる、ZILLIONのダンスリーダー、ワタルです!」
LUNA(ルナ)

《名前》LUNA(ルナ)
《生年月日》2005年7月9日
《出身地》静岡県
《特技》似顔絵(味がある系)
《趣味》美味しいチョコ探し
LUNA(以下、ルナ)「月から舞い降りたセクシーボイス、じつはZILLIONの最年少17歳、メンバーカラーはピンクのルナです!」
SPECIAL INTERVIEW
まったく異なる個性を持つ8人が集結
——1人ひとりの個性が伝わる挨拶ですね。次に、グループ内で他のメンバーに負けないと思うところを教えてください。
リオン「洞察力というか心の余裕というか、リーダーということもあって、みんなを見る力や視野の広さは負けないと思います」
タイラ「ステージ上での存在感と迫力は誰にも負けません」
ケイジ「ヒューマンビートボックスの他に作詞作曲もしているので、クリエイティビティでは誰にも負けません!」
モカ「ずっとダンスをやってきて唯一バレエを経験しているので、ダンスのしなやかさは負けません。ダイエットや美容も、誰にも負けないくらい好きです」
カオラ「ダンスを覚える速さは負けないのかな。人見知りせず、いろんな人に話しかけられるというコミュニケーション能力も負けません!」
カシン「グループでいちばん肌がきれいだと思うし(笑)、誰よりも美容情報にくわしいと思います」
ワタル「オリジナルの一発ギャグを誰よりも多く持っていると思います。
ルナ「メインボーカルとして歌には特に自信があるのと、最年少ながらステージに立つと普段とは違う大人っぽいオーラが出る、というギャップは誰にも負けないと思います」
メンバーそれぞれの推し曲とは?
——1月25日にプレデビュー第5弾となるシングル「Cool or Cute」をリリースするなど楽曲数が順調に増えている皆さんですが、ZILLIONでいちばん好きな曲や聴いてほしいと思う曲を教えてください。
リオン「いちばん好きな曲は『Timeless』。オーディションのファイナルから歌っていて、そのままこの曲でプレデビューしたので、思い入れが強いです」
タイラ「今日のステージでも初披露した『Cool or Cute』です。私は実はミックスなんですけど、その影響もあって昔からブラックミュージックが体に染み付いているので、自分たちでそういう楽曲でパフォーマンスできることがすごく嬉しいです」
ケイジ「僕は歌っていないんですけど『NO 盛れ NO LIFE』がすごく好き。キャッチーでダンスもかっこいいので、ぜひ聴いてほしいです!」
モカ「『Timeless』は私にとって大事な曲。“何があっても初心に返ろう”っていう想いを込めているんですが、オーディションの頃と、今あらためて聴いた時とでは、歌詞の受け止め方が違っていて。今でも当時のことを鮮明に思い出せるし、私たちの初めての曲でもあるので」
カオラ「タイラとかぶっちゃいますけど、『Cool or Cute』は普段とはまた違ったZILLIONを感じてもらえる楽曲。クールとキュートに分かれたコンセプトは見ていてわかりやすいし、踊っていても楽しいのでお気に入りです」
カシン「ステージの1曲目で披露した『冗談じゃないわ』。理由は…TikTokでバズったからです(笑)」
ワタル「僕は『One Day』。壁にぶつかっても一緒に頑張っていこうよ、と応援するファイトソングで、僕も落ち込んだ時にこの曲を聴くと元気をもらえるので、好きな曲です」
ルナ「みんなが話した曲も全部好きですけど、個人的にはソロで出させていただいた『“すき”の気持ち』が好きです。ZILLIONの時とは違うルナの一面をお見せできたと思うし、この曲が自分の中でも転機になりました」
熱い想いを抱えてオーディションに参加
——好きな楽曲からも個性が伝わってきました。ところで、ZILLIONが誕生するきっかけとなったオーディション番組『ONE in a Billion』に参加した理由とは?
リオン「ずっとダンスをやってきて、もともと人前に立ちたい願望があったので、このオーディションを見つけて“これしかない!”とビビッときました」
タイラ「オーディションを受けた高校1年生の頃、学校の人間関係がうまくいってなくて…。自分の居場所を作るためにダンスを習っていたんです。このオーディションも、自分の居場所を作ろうと思って受けました」
ケイジ「もともと仕事をしながら音楽やイベントをやっていたんですけど、両立が難しくて。
モカ「中学3年の頃からモデルや芸能活動をしていて、アーティストになりたいっていう大きな夢があったので参加しました。19歳のラストティーンだったし、これがダメなら諦めようと思って最後のチャンスを託しました」
カオラ「年長の頃からずっとダンスをやっていたんですけど、中学3年で進路を考える時に、勉強をして大学に行くよりはダンスで人前に立つ仕事をしたいなと思って。迷っている時に、このオーディションを見つけました」
カシン「僕自身がアーティストから元気をもらうことが多くて、今度はそのアーティストに自分がなりたいと思いました」
ワタル「最初は女の子からキャーキャー言われたくて(笑)。それから、“東京ドームに立ちたい”という夢があって、上京してからダンスの専門学校に通っていたんですけど、“この出会いは必然”というオーディションのキャッチコピーに惹かれて“やるしかない”と思いました」
——ちなみに、女性ファンからの注目度はいかがですか…?
ワタル「あ、イタいところをつかれました(笑)。それはまだこれからなので地道に頑張っていきたいです。一発ギャグ、頑張ります!」
リオン「お笑い芸人みたい(笑)」
ルナ「私は小さい頃から歌が大好きで、小学生では声楽、中学ではミュージカルを習ってました。中学2年でコロナ禍になった時、家にいる時間が増えて落ち込んだし、つらい想いをしている人がいっぱいいたから、その時間を無駄にしたくなかったし、大好きな音楽でたくさんの人に勇気を与えられる存在になれたらいいなと思って。家族に内緒で応募して、合格してからママに知らせました」
——ご家族の反応はどうでしたか?
ルナ「海外留学をするプランがあって学業を頑張っていたので、最初は驚かれましたけど、どうしても叶えたい夢だし、勉強も両立させることを約束してOKをもらいました。今はものすごく応援してくれるし、支えてくれています」
ZILLIONから元気やパワーを感じてほしい
——それぞれに熱い想いを持って参加されていたんですね。『SDGs推進TGCしずおか2023』のステージに立っていかがでしたか?
リオン「オープニングアクトでトップバッターでしたけど、皆さんが手やペンライトを振ったりしてくださって、温かくて楽しいステージでした!ブースにも行ったんですけど、SDGsを身近に知ったり体験したりする機会があるのはとてもいいことだと思うし、素敵なイベントでした。本当にありがとうございました」
——LINEのコメント欄で「ZILLIONだ!」などと反応する声もあって、注目度の高さが伝わってきました。ステージでは「冗談じゃないわ」「Cool or Cute」の2曲を披露されましたね。
リオン「『冗談じゃないわ』は女性が葛藤しながら成長していく姿を歌っていて、ドラマ『完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの』の挿入歌にもなった曲です。
——リリースしてからの反響も楽しみですね。先ほどは他のメンバーそれぞれの個性を伺いましたが、グループのいちばんの魅力や強みを挙げるとしたら?
リオン「私たちのステージを初めて見ていただいた方たちには、元気やパワーを感じていただけると思います。Z世代を牽引できるパワーの源になる、というのも私たちの強みです!」
男女混合、初の合宿で一致団結
——約1年に渡る審査やトレーニングを経験したことで、メンバー同士の絆も深まっているのでは?
リオン「そうですね。普段は男女別に共同生活をしているんですけど、昨年の12月に全員で初めて強化合宿に行ったんです。朝は一緒にランニングをしたりしながら1日中一緒にいて。男女混じって何日も一緒にいることは初めてで、得るものが多かったです」
カオラ「合宿を終えて、よりグループの気持ちがまとまったなっていうのはあります」
——強化合宿というと厳しい気もしますが、みんな一緒ということで楽しそうですね。
リオン「BBQもできたし…」
タイラ「私はずっとお肉焼いてました(笑)」
リオン「(笑)。でも本当に、さらに一致団結してパフォーマンスのレベルも上げることができたので、2月10日のZeppのライブに向けて頑張りたいです」
——みなさんもZ世代ですが、グループ内で流行っていることはありますか?
リオン「Z世代でガラケーやフィルムカメラが流行っていますけど、私も人を撮るのが好きで、よくみんなを撮っています」
カオラ「#オンカメっていうハッシュタグを持っていて、メンバーの裏側を写した写真をInstagramに載せているのでぜひ見てください!」
リオン「ファンの方も『#オンカメ見たい!』」って言ってくれるよね」
ワタル「ZILLIONのオフショットをぜひ!」
夢を叶えたいならまずは挑戦してみて
——最後になりますが、オーディション番組を経て、見事に夢を叶えられた皆さん。ズバリ、夢を叶えるために大切だと思うことは?
リオン「こうなりたいと思っても、実際にチャレンジするのって大変だと思うので、それでも夢に向かっていく行動力が大切だと思います。結果がどうであれ、挑戦したという過程が自信にもつながるので」
——まずは行動しないと何も変わらないということですね。行動しようとしても、自分と周りを比べて自信を持てない人もいると思いますが、そこで一歩前に出るために工夫できることはありますか?
タイラ「周りの人を頼ったり、素直になるのがいいと思います。私はもともと間違っていることを周りに知られるのが恥ずかしいっていう気持ちがあって、人に頼らず、ひとりで抱え込むクセがあったんですけど、わからないことを聞くと、助けようとしてくれる人もいることを最近知ったんです。誰かひとりでも素直になれる相手がいたら、夢に挑戦したい気持ちを打ち明けてもいいし、立ち止まった時にも頼っていくのがいいと自分では思います」
ZILLION(ジリオン) プロフィール
ZILLIONは、ルナ、タイラ、ケイジ、リオン、カシン、カオラ、ワタル、モカの女性5名、男性3名からなる男女混成のダンスボーカルグループ。
清水翔太が審査委員長を務めたソニーミュージック主催のオーディションで、ファイナル審査を通過したメンバーによって結成され、約1年にわたる300時間以上のトレーニングを経験。2021年12月22日、オーディションファイナル審査の課題曲をリアレンジした楽曲であり、メンバー同士の「“あの日出会った奇跡”を大事にしながら活動していく」という決意が込められた楽曲「Timeless」でプレデビューを果たした。
グループ名には、10億分の1の才能(ONE in a Billion)として選ばれたメンバー達が、Z世代を牽引するグループとして、果てのない(ZILLION)可能性とスケールを持って羽ばたいて欲しい、という願いが込められている。
●プレデビュー第5弾シングル「Cool or Cute」
2023年1月25日より配信中
https://ZILLION.lnk.to/aFh3PoAY