小学校入学が近づいてくると、気になるのがランドセルと学習机です。特に近年注目されているリビング学習はメリットが多く、導入している家庭がたくさんあります。

そこで今回は、学習机を買う前の方や、机を買ったのに有効活用できていないという方のために、リビング学習の魅力とおすすめのアイテム、実例をご紹介します。



リビング学習で期待できる効果は?

ここ数年、リビング学習が注目されています。その理由は、効果が期待できるからという方が多いようです。でもいざ導入しようと思っても、どうすればいいのかわからない、という方もいらっしゃるかもしれませんね。ここでは、リビング学習の魅力や期待できる効果についてご紹介します。


■勉強中の様子を見守ることができる

集中できる環境を!リビング学習の魅力とおすすめアイテムの画像はこちら >>


リビング学習は、勉強中の子どもの様子がわかるので、親としても安心できます。子どもも親の視線が気になるのか、誘惑に負けることなく勉強に取り組めるのだとか。komakiさんは、大工さんが作られた机をダイニング脇に設置されています。

ベンチシートなので、親子で並んで座りながら勉強もできる魅力的な場所ですね。


■適度な距離感で集中できる環境をサポート

集中できる環境を!リビング学習の魅力とおすすめアイテム
撮影:bebeさん


勉強しているかどうか気になってつい声をかけたくなりますが、リビングでは見守ることができるので適度な距離感でサポートできます。bebeさんのお宅では、ダイニングテーブルを学習机に。子どもと近すぎず遠すぎない一定の距離であれば、モチベーションも保つことができるので、集中できる環境が整えられますね。


■生活音に負けない!集中力を高められる

集中できる環境を!リビング学習の魅力とおすすめアイテム
撮影:yoshieさん


導入するうえで、気になるのが生活音の影響という方も。でも子どもは意外と気にしていなかった、ということもあるようです。ある程度の生活音が聞こえる環境での学習は、静かでなくても集中できる力を鍛えられるのだとか。yoshieさんは折り畳み可能な机をDIY。

必要なときだけ使える机は魅力的ですね。



リビング学習のお供に♪おすすめのアイテム

リビング学習を進めるうえで、大切になるのは学習する環境を整えることです。いざ学習を始めても足りないものがあると、それを取りに立たなければなりません。必要なものは手が届く場所に配置したり、手元の明るさを調整できるようにしたりするといいですね。ここでは、リビング学習におすすめのアイテムをご紹介します。


■メモもプリントもおまかせ!黒板が大活躍

集中できる環境を!リビング学習の魅力とおすすめアイテム
撮影:MARUさん


MARUさんは、学習スペースの前に黒板を用意されています。プリントを掲示しているようですが、何かをメモしておきたいときにも活躍してくれそうですね。インテリアカラーに合わせて、黒板以外にもコルクボードやホワイトボードを配置されている方もいらっしゃいます。


■デスクサイドに大容量のワゴンがフィット

集中できる環境を!リビング学習の魅力とおすすめアイテム
撮影:yunkaskiさん


デスクサイドのターコイズブルーのワゴンは、山善のバスケットトローリーLBT-3です。yunkaskiさんは自分の作業用とお子さんの学習用にと、親子で使えるデスクを新調されたそうです。一段あたりの耐荷重は20kg、重さのあるものも気軽に収納できるので、ランドセルの一時置きにも便利ですね。


■デスク下にぴったりのランドセルラック

集中できる環境を!リビング学習の魅力とおすすめアイテム
撮影:harutonさん


カウンターテーブルの下に、ランドセルラックを配置されているharutonさん。ラックのサイドにはバッグが掛けられるフックがついています。図鑑などの大型書籍も収納しておけるので、一台あると便利ですね。こちらのラックは幅が異なる2サイズ、3カラーの展開でインテリアに合わせやすいのも魅力です。


■明るさも肝心!電気スタンドもお忘れなく

集中できる環境を!リビング学習の魅力とおすすめアイテム
撮影:YUKiさん


レトロな雰囲気が漂う、チェヴィオの電気スタンドを愛用されているのは、YUKiさんです。ヘッドは直径10cmとコンパクトサイズなので、机上でもスマートに使うことができそうですね。ブラック、アイボリー、ネイビー、レッドの四色展開で好みに合わせて選ぶことができます。



リビング学習を導入されている魅力的な実例

すでにリビング学習を取り入れている方も、たくさんいらっしゃいます。学習スペースを親子兼用にしたり、作りつけにしたりされていて、どれも子どもが取り組みやすい環境が整っています。これから導入をと考えていらっしゃる方には、参考になるかもしれません。それでは、魅力的な実例をご紹介します。


■兄弟で並んで学習も♪リンクしたスペース

集中できる環境を!リビング学習の魅力とおすすめアイテム
撮影:sugarsnoteさん


目を惹くイームズチェア風の椅子は、リプロダクト品だそうです。3cmのウレタンクッション入りで七色展開なので、sugarsnoteさんのように兄弟で色違いにするのも魅力的です。

スペースがあったら二人で学習できる環境を整えておけば、お互いに刺激しあって学習に取り組んでくれるかもしれませんね。


■キッチンと向き合う作りつけの学習スペース

集中できる環境を!リビング学習の魅力とおすすめアイテム
撮影:miiさん


miiさんはキッチンカウンターの裏に向き合う形で、学習スペースを確保されています。程よい距離を保ちながら、子どもと向き合ってキッチンに立てるのは、学習や精神面をケアするのにもスムーズにできそうですね。シックな色合いで、作りつけならではの重厚感もあり、親子で長年愛用できそうです。


■家族が共有できる♪集うリビングで学習

集中できる環境を!リビング学習の魅力とおすすめアイテム
撮影:mamuさん


学習スペースを整えても、子どもだけではうまく時間を使えないこともあります。mamuさんは大人用のパソコンデスクと、学習スペースが兼用できるようにされています。家族で使える環境づくりができていると、いろいろな話もしながら学習に取りくめるよう、声かけも工夫することができますね。

リビング学習には、魅力がたっぷりですね。でも、すべての子どもにぴったりな学習方法といえるかはわかりません。学習机を買う前に、ダイニングテーブルで代用しながら進めて、様子を見てみるのもいいかもしれませんね。



執筆:choco_chocolate