北欧と和のインテリア、どちらも魅力的で両方に惹かれる人も多いはず。1つに絞らずにミックススタイルを取り入れてみると、今より自分らしく居心地のいい空間になるかもしれません。
日本ならではの植物を取り入れる
まずは、北欧インテリアに和風植物を取り入れている実例をご紹介します。和風植物を取り入れることで、お手軽に北欧と和のミックススタイルを楽しむことができます。季節の植物を取り入れると、日本の四季を自宅で感じることもできますね。ユーザーさん方のディスプレイ方法やミックスインテリアに、注目してみてください。
■サクラ
サクラを生けているのは、mikiさんのお宅です。サクラは、日本を代表する花の1つです。サクラの枝ものを取り入れることで、ホワイトの空間に枝ものが映えて美しいですね。存在感がありながらも、北欧モノトーンインテリアに素敵にマッチしています。自宅でゆったりとお花見を楽しむことができます。
■ドウダンツツジ

aurinkoさんのお宅は、ドウダンツツジを生けています。日本が原産地で低木として親しみある植物ですが、長持ちするのでインテリアとしても人気です。緑の葉が白い壁に生えて、爽やかさを感じます。重厚感のある北欧家具、ガラス、和のほうきなどのテイストと異素材ミックスで、ニュアンスを感じる素敵な空間ですね。
■盆栽

海外でも人気が高く、日本独自の文化でもある盆栽。そんな盆栽を飾っているのは、sacco121さんのお宅です。
日本ならではのアイテムを取り入れる
北欧インテリアに、日本ならではの技法で作られているアイテムや、古くから親しみあるアイテムを取り入れているユーザーさん方をご紹介します。北欧インテリアに映える和の空気感が、ほっとするような落ち着きのある印象になります。実例から、北欧と和の相性の良さを感じ取ることができますよ。
■竹ざる

akiさんのお宅のキッチンの飾り棚には、竹ざるをはじめとする和のキッチン雑貨がレイアウトされています。木のぬくもり感じる北欧インテリアに、天然素材の竹ざるの相性は抜群です。カラー使いもお上手ですね。上段のトタン素材が良い抜け感を出してくれて、遊び心感じるミックスインテリアです。
■手ぬぐい

手ぬぐいを飾っているのは、hiraya2015さんのお宅。古くから日本で親しみある手ぬぐいは、額にいれインテリアとして楽しめます。北欧らしいカモメ柄と鮮やかな青が爽やかで、木製の額との相性もよく優しい印象です。手ぬぐいは種類も豊富なので、好みのモノを見つけて自分らしいミックスインテリアが楽しめます。
■南部鉄器

naoさんのお宅では、南部鉄器の白のカラーポットを使用しています。美しく繊細な日本の伝統工芸品の南部鉄器が、空間に上質さを醸し出しています。北欧雑貨でも有名な白くま貯金箱が可愛らしく一緒に並んでいて、ほっこりとする雰囲気も感じます。
■兜

北欧インテリアのチェストに兜飾を飾っているのは、myt_akeyさんのお宅です。重厚感のある木目の美しいチェストと白い壁に、モダンな兜飾が映えていますね。ポスターの額縁が兜と同じ黒色で、シックにまとまっています。北欧インテリアと兜飾の相性もばっちりで、センスを感じるディスプレイですね。
北欧アイテムを取り入れる
今までは北欧インテリアに、和のアイテムをプラスしている実例をご紹介してきました。最後は、日本ならではの畳のあるお部屋に、北欧ブランドを上手に取りれてミックススタイルを楽しむ、ユーザーさん方の実例を見ていきましょう。畳と温かみのある北欧アイテムの相性や、心地の良さを感じることができます。
■IKEA

子どものいるご家庭では、和室をキッズスペースとして使うケースも多いはず。ma08さんのお宅では、北欧発のブランドIKEAを取り入れています。アクセントクロスや畳のへりや、ボックスの色がシックなカラーで、まとまりのある空間となっています。落ち着いた雰囲気のミックススタイルが、和室にぴったりですね。
■マリメッコ

minaさんのお宅の和室は、北欧を代表するブランド、マリメッコの大きなタペストリーが目を引く、ミックススタイルです。タペストリーの「ウニッコ」の優しい色合いと、畳との相性もいいですね。北欧雑貨のディスプレイも可愛らしく、遊び心と温かみを感じるミックススタイルです。
■アルテック

北欧家具の世界的ブランド、アルテックのスツールやヤコブソンライトが、心地よい存在感を醸し出しいるのはMARUさんのお宅。上質な北欧ブランドは無垢の木や曲線のラインが本当に美しく、和室にもよく馴染んでいます。良いものを長く使いたいと思える、和と北欧のミックスインテリアですね。
ユーザーさん方の実例から、北欧と和の相性の良さを感じていただけたと思います。1つのスタイルだけでなくミックススタイルを自由に楽しむことで、自分らしいスタイルが見つかったり、今よりもっとインテリアを楽しむことができそうです。
執筆:Natsumi