RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。
今回は、ナチュラルなぬくもりを大切にしたシンプルモダンな暮らし作りをされているtkf-0705さんに、キッチンへのこだわりと工夫をお伺いします。
30代夫婦+0歳児の3人暮らしです。『シンプルに、実用的な暮らし空間を作る』ために、ものを増やしすぎず、統一感のある部屋を目指してます。RoomClipで繋がった皆さんとのやり取りが日々の楽しみになりました。
モダンでホテルライクに洗練したシンプル空間
tkf-0705さん宅は、キッチンを含めたLDK全体が心地よくまとまっています。シンプルでモダン。濃い木の色で表現されるぬくもりと落ち着き。そしてさりげなく輝くアクセント。
「家具をダークブラウンとマットブラックの2色で統一しました。シンプルモダンでホテルライクな空間にしています。」
■効率良く、使い勝手もいい部分対面スタイル
インテリアに共通する色味や素材感でキッチンも構成されたんですね。間取り図を拝見するとキッチンは部分対面スタイルであることが分かります。生活感が大きくでがちな換気扇や汚れや臭いが気になる火元は壁で覆われているため、日々のお手入れもしやすそう。シンクのすぐ後ろに冷蔵庫やカップボードがあるのも、アクションレスで家事をこなすのにベストな配置です。
■キーワード1 厳選した最小限のものたち
「キッチン・ダイニングともに、基本的にものを置かない空間にしています。そうすることで、生活感がないスッキリした環境を維持しています。」
■キーワード2 見せたくないものを隠すブレッドケース
「朝食で家族みんなで食べるパン、ガムやお菓子など、インテリアの中で見せたくないものはここにしまっています。
■キーワード3 色を抑えて統一したキッチン家電
「キッチンも家も色数を制限することで、まとまって見えるように工夫しています。コーヒーマシーン、電気ポッド、オーブントースターなどは、シルバーかブラックのものを選びました。」
キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください
tkf-0705さん「私は、引っ越しの前に家族とRoomClipを一緒に見ながら理想のキッチン・ダイニングを話し合いました。そのうえで、必要な家具を買い揃えています。一緒に住む大切な人と、住まいの環境を話し合う時間を持つのはとても良いと思いました。」
まとめ: こだわりが見える最小限は美しい
スッキリさせるためにまず、ものを減らそうと考えます。スッキリはするかもしれません。ただ、なんだか物足りない。憧れた『あの人』のようにはやっぱりならない。と感じるのではないでしょうか。
最小限の形はきっと、人それぞれに違います。使うものだけあればいいなら、使うものにとことんこだわる。装飾という心の拠り所も必要と感じるなら、それが映えるようにこだわる。ぜひ今回教えていただいたアイデアやアドバイスを参考に、自分にとってベストな最小限を目指してこだわってみてください。
執筆:RoomClip mag 編集部