家族であるペットは、喜びや幸せを感じられる大切な存在ですよね。そんな家族も年齢を重ねると、毎日の生活にサポートが必要になる場面も増えてきます。
快適で優しい生活のためのアイディア
大がかりなことでなくてもペットが安心して快適に暮らせるお部屋が完成します。人用のグッズを取り入れて大切な家族の安全を叶えましょう。
■ゆっくり休める環境を整える
ohanaさんは空調が高齢のワンちゃんにあたらないように、折り畳めるマットで仕切りにしました。エアコンの角度や家具の位置によってどうしてもペットベッドにあたってしまう場合、すぐに試せるアイディアです。柔らかな多色使いのマットがかわいらしく、程よい高さ加減で快適に過ごせますね。
■優しい灯りでペットを見守り
ナチュラルテイストのお部屋にシンプルなランプが映えるharuさんのお部屋では、高齢のワンちゃんが夜中にトイレへ行きやすいようにランプを灯しています。程よい明るさで夜も安心して過ごせますね。ランプの上部には布を巻いて、頭をぶつけても大丈夫なように安全面にも配慮されています。
■クッション材を使って優しく保護
高齢のワンちゃんが自分でトイレに行った際、安全に戻ってこられるように、ドアの下部にダイソーのぶつかり防止クッションを貼っているmagnoliaさん。好きな長さに切って貼れるので、すぐにでもマネできそうですね。安全を確保しながらワンちゃんが自分でできることを見守れます。
範囲を決めてペットの安全を確保
ワンちゃんが痛い思いをしないように、ぶつかっても安心の素材を利用したサークルなどの実例をご紹介します。大きさも選べるので、ペットに合わせた選択も可能に。お世話がしやすいこともうれしいですね。
■広めのボールプールで居場所を作る
人にも優しいアイディアで高齢のワンちゃんの安全なスペースを作っているmi-yuさん。動き回れる広さと開放感のある子ども用のボールプールは、軽いので移動も簡単です。ヘリが低いのでまたぎやすく、お世話のときやお子さんがワンちゃんとふれあうときも楽になったそうですよ。
■幼児用プールでケガなく快適な毎日
ワンちゃんがケガなく安全に過ごせる工夫をされているyumomitoさん。通常のケージではなく幼児用のプールを使って、高齢のワンちゃんが体や頭をぶつけたり擦れたりするのを防いでいるそうです。汚れても簡単に水洗いできるので、いつでも清潔にしてあげられますね。
■パズルマットで必要な大きさを確保
大きめのパズルマットをサークル代わりにしているmeguさんのお部屋。二箇所の空間にベッドスペースとご飯・お水スペースを作っているので、高齢のワンちゃんの体に負担がかからず生活できますね。白いので圧迫感もなく、マットのしなりを上手に活用されています。
お部屋にしっくりと馴染むペットのための工夫
インテリアに馴染むペット用アイテムを使用したお部屋もたくさんありました。人も楽しめるお部屋づくりが叶いますね。取り入れたいアイディアを4つご紹介します。
■近くに感じられるペットベッド
yukichi.wanwaさんのお部屋は、ペットベッドがブランケットやクッションとコーディネートされていて、インテリアに馴染んでいます。高さと深さの両方を兼ね備えたペットベッドは、様子を近くで見守れるので安心。ワンちゃんが自分のスペースを確保しながら、人とコミュニケーションが取りやすいベッドですね。
■愛情たっぷりの手作りステップ
段差違いのステップを手作りしたhakoniwaさん。ソファに合わせてあつらえた家具のような完成度ですね。幅を広くしたおかげで安心して使ってくれているそうです。滑り止めの吸着マットと、段差がわかりやすいようにフチには色違いのマスキングテープを貼って、安全面もキープ。いつでも人のそばに寄り添えます。
■安全に一緒に寝られるベッドまわり
ワンちゃんと一緒に寝ているyoumitsuさんのお部屋。人用のベッド横に置いたステップの下にはニトリの吸着マットを敷いて、滑り止めに。寝ている時にうっかり落ちてケガをする心配に備えて、ビーズクッションをベッド下に置いているそうです。
■ペットの視線に合わせたフロアソファ
高齢のワンちゃんが楽に登り降りできるように開放感のあるフロアソファを置いているmayt.sirさんのお部屋。深く濃いカラーが白木のフローリングを引き締めて、インテリアとしてもおしゃれな雰囲気です。ペットベッドや毛布のかわいらしさが引き立っていますね。ワンちゃんが身近に感じられるアイディアです。
高齢のペットと暮らしているお部屋をご紹介しました。
執筆:pupus