おうちの中を暮らしやすく整えるためには、物が増えすぎないようにすることも大切ですね。でも実際には、捨て活や断捨離を始めてみてもなかなか思うようには進まなかったりも……。
物を捨てるためのコツ
物を捨てて減らすのは、簡単なようで意外と大変なものです。目に見えてわかりやすくするなど、取り掛かりやすくなるような工夫を取り入れてみましょう。まずは、おうちの物を捨てるためのコツについてユーザーさん実例からご紹介します。
■写真に撮ってモチベアップ
せっかく捨て活をしていても、なかなかお部屋での見た目は変わらなかったりもするものです。pinonさんはモチベアップのために、捨てる前に写真を撮るようにしています。がんばった達成感を作る工夫で、捨て活を続けやすくされています。
■必要な人に使ってもらう

お子さんのオモチャ類を捨て活で見直している、yukaさんです。もう不要になった物のうち、妹さんが使える物は譲るように工夫をされています。そのまま処分してしまうよりも、必要な人にまた活用してもらえるとやっぱりうれしいですね。
■不燃ゴミの日に合わせて

連休中の時間を使っておうちの不用品を選別しているという、Doryさんです。明日が不燃ゴミを出せる日ということで、この後も捨て活に励むとのことです。あらかじめ目標の日が決まっていると、作業もはかどりそうです。
■「捨て強化月間」を作る

satosanさんは、9月に入ったタイミングに合わせて「捨て強化月間」を始めています。さっそく洋服や靴を仕分けて、処分をしたそうです。使っていないラグやカバー類、季節雑貨などたくさん捨てて収納8割を目指すとのことですよ。
物の見直し方のヒント
おうちにある物を見直すときには、捨てるか残しておくのか判断に迷ってしまいがちですね。自分に合っているかなどの、考え方のポイントが役に立ってくれますよ。続いて、物の見直し方についてヒントとなるユーザーさんの実例をご紹介します。
■使いにくいと思った物を

おうちを見直して必要なくなった物の捨て活をしている、miwaさんです。不便だったという計量スプーンを、1つで完結するタイプの物を購入したのを機にサヨナラしています。物を減らしつつ、使いやすくもアップデートできていますね。
■好みが変化することも考えて

cafe0415hさんは、また使うこともあるかと一応取っておいたヘアアクセを処分しています。残していたとしても、そのときにピンとくる物と今ある物は違うだろうと思ったとのこと。好みや流行が変化する可能性を考えて、捨てることを決めています。
■それぞれの場所を明確に

homealさんは、衣類を個人ごとに場所を分けて収納しているそうです。家族それぞれの分の場所を明確にして、収まらなくなったら捨てるようにしているとのこと。なしくずしに増やしてしまいがちなのを、しっかり防いでくれるルールですね。
代わりに使える物を
おうちで使っている物は、よりシンプルな物に変えたり兼用できたりすることもあります。かしこく取り入れる工夫で、物を減らすことにもつながってくれますね。最後に、代わりに使える物を取り入れているユーザーさんの実例をご紹介します。
■電子書籍も考えに入れて

読まない本を捨て活しているという、marosukeさんです。電子書籍に移行した作品も多数あるので、大好きな作品を手元に残して後は古本屋へ持って行ったとのこと。ときめく物を常に見直しながら、無理のない範囲で少しずつ捨て活を進めています。
■カフェ機能付きのサーバーを

カフェ機能付きのウォーターサーバーを新しく契約したという、sukemamuさんです。そこで、元々あったカプセル専用コーヒーメーカーをほかの人に譲ったそうです。カウンターにスペースができて、スッキリとした印象に見えていますね。
■メイクバッグ収納にして

ドレッサーを置いている場所が暑くて使いづらかったという、Fumiさん。ドレッサーは処分し、メイクバッグに入れてリビングの鏡を使うことにしています。収納方法を大きく見直すことで、使っていなかった化粧品を整理する機会にもなったそうです。
ユーザーさんたちは、おうちの物を減らせるように自分に合ったやり方を見つけていましたね。続けるコツや考え方のポイントなど、とても勉強になりました。ぜひ、みなさんの暮らしにも取り入れてみてくださいね。
執筆:kuroneko