RoomClipには、物がなくすっきりと片付いたキッチンの実例が多く紹介されています。どうやったらそのようなキッチンが作れるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
収納場所を確保する
すっきりと片付いたキッチンを実現するためには、キッチンに出しっぱなしになっているものを収納する場所が必要です。ここでは、RoomClipユーザーさんが紹介されていた、キッチン収納の増やし方をご紹介。実例を早速チェックしてみましょう。
■ちょっとした物はココにまとめる!
細々とした食料品や小物でごちゃつきがちなキッチン。そんなアイテムの収納に便利なのが、hanahana1444さんの紹介されていた、towerのブレッドケースです。パンの代わりに収納されていたのは、調味料。食器棚と同程度の奥行きで収納力もあり、キッチンの動線も邪魔しません。
■隙間を活用して収納場所を確保

yunyumさんが紹介されていたのは、隙間を活用したキャスター付き収納ラックです。収納するアイテムに合わせて、2タイプのラックを使い分けていましたよ。デッドスペースを活用して、これだけの量のキッチンアイテムを収納できるなんて、取り入れない理由がありません。
■パントリーに収納

キッチンをすっきりさせるためには、パントリーをフル活用するのも手。収納力のある大型のパントリーを備えたchomoさん宅では、キッチンに物を置く必要がないのだとか。自ら設計できる機会があれば、ぜひパントリーの収納力にもこだわっておきたいですね。
片付けを習慣にする
物がないキッチンを実現されているRoomClipユーザーさんは、片付けを習慣にされています。とは言え、習慣化するのはなかなか難しいもの。ここでは、実践されているユーザーさんから、キッチンリセットを習慣にするための方法を学んでみましょう。
■寝る前にリセット

寝る前に作業台をリセットすることをルールにしているという、chakuron.iさんです。「片付けると気持ちがいい」という意識が、片付けを頑張ることにつながっているのだとか。このように片付ける時間を決めて取り組むことで、習慣化しやすくなりそうです。
■ルーティンにプラス

すでに実践しているルーティンに組み込んでしまうというのもおすすめです。s.houseさんは、朝のルーティンにキッチンのリセットを加えていましたよ。出勤前の準備体操にもなっているそう。朝しっかりと片付けておけば、帰ってきてからのキッチン家事効率も上がるので、一石二鳥です。
■人を招いてやる気をアップ

キッチンのキレイを保つために、ritsukoさんが実践されていたのは、人を自宅に招くこと。誰かが来るということがモチベーションになり、掃除をするきっかけにもなっているそう。楽しみが待っていると思うと、掃除や片付けの時間も苦になりません。
■見える化してモチベーションを保つ

お部屋の状態は自分の心の状態を反映しているという、mikiさん。常に整えておくためのきっかけとして、手元が隠せるキッチンではなく、あえて見えるよう設計してもらったのだそう。見えるからこそ生まれる、片付けのモチベーションは、物を置かないキッチンづくりのヒントになりそうです。
物を置かないキッチンづくりの工夫
最後にご紹介するのは、物を置かないキッチンづくりの工夫です。物を置かないという動作のほかに、すっきりとしたキッチンづくりには、心構えも大切。ここでは、物で溢れないキッチンづくりを実践されているRoomClipユーザーさんの工夫をチェックしてみましょう。
■目に付くものはパントリーへ

生活感を感じさせる物をキッチンに置かないために、saorinさんが実践されていたのは、家電や食材のストックなどをパントリーに収納することです。調味料や食器などは、すべて食器棚の中に入れているそう。キッチンに物を置かないことを徹底することで、モデルルームのように美しいキッチンが実現しています。
■食品のストック量を絞る

食品ストックの買いすぎは、物で溢れるキッチンにつながってしまいがち。saosanさんは、必要以上にストックを買わず、3段のボックスに入るだけと決めていましたよ。引き算をすることで実現する、物を置かないキッチンの作り方も、とても参考になります。
■持ち物を減らす

同じく引き算の考え方で物を置かないキッチンづくりをされていた、sumikoさんの実例です。ボウルやザル、ラップなどの必要数を確認したうえで所持量を減らし、シンプルな収納を実践されていました。収納場所を増やすことなく整えることができるので、ぜひ参考にしたいですね。
物を置かないキッチンの作り方をご紹介しましたが、いかがでしたか。物があふれることなくすっきりと整ったキッチンは、使い勝手もよく気持ちが良いもの。ユーザーさんの実例を参考に、ぜひ実践してみてくださいね。
執筆:ancoro