お家は、レイアウトひとつで快適さが大きく変わるものです。せっかくなら、リラックスできたり、家事がしやすかったりと、メリットの多いレイアウトにしたいですよね。

そこで今回は、「暮らしやすいお部屋レイアウトの工夫」を場所別にご紹介します。家具の配置やインテリアにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!



リビング・ダイニング

まずは、リビングやダイニングでできる工夫をご紹介します。リビングやダイニングは、広さがあり自由度が高い反面、レイアウトに迷ってしまいませんか。家族が集まるため、居心地や動線のよさも考えたいですね。考えることが多く、悩みがちな場所ですが、実例を参考に、家族みんなが過ごしやすい空間作りをしてみましょう!


■毎日の配膳がラクに

仕事もプライベートも快適に!暮らしやすいお部屋レイアウトの工...の画像はこちら >>


毎日行う家事の負担は少しでも軽くしたいもの。こちらは、ダイニングテーブルをキッチンに近づけた配置のおかげで、配膳がラクになった実例です。mari129さんは、冷蔵庫の前のイスが定位置だそうで、座ったまま冷蔵庫から物を取り出すこともできるそうですよ。時短にもなる配置の工夫は、ぜひ取り入れたいですね。


■日の光を活かして

仕事もプライベートも快適に!暮らしやすいお部屋レイアウトの工夫
撮影:yu_iさん


日当たりのいい場所にリビングやダイニングを配置すれば、心地よく朝が迎えられますよ。大きな窓が印象的なyu_iさんのお家では、太陽の光が感じられる場所にテーブルを置いて、家族が集まる空間を明るく演出されていました。カーテンや内装の淡い色使いも、光が柔らかく反射して、お部屋に広がりが感じられますね。


■お子さんを見守りやすく

仕事もプライベートも快適に!暮らしやすいお部屋レイアウトの工夫
撮影:suzumaruさん


お子さんのいるご家庭は、安全性も見た目も大事にしたいですよね。suzumaruさんのお家は、リビング、ダイニング、キッズスペースがつながっています。キッチンからお子さんを見守りやすい上に、キッズスペースと離れているため、リビングが散らかりにくいのだそう。親子ともに過ごしやすいレイアウトですね。


■学習スペースを取り入れて

仕事もプライベートも快適に!暮らしやすいお部屋レイアウトの工夫
撮影:Mikaさん


Mikaさんのお家は、柱を活かして手前をダイニング、奥を学習スペースとして活用されていました。シェルフを使った圧迫感のない仕切りや、壁に向いた机で、集中しやすい環境に仕上がっています。ダイニングから目が届くため、お子さんを見守ったり、コミュニケーションを取ったりもしやすいですね。



一人暮らしのお家・子ども部屋

次は、一人暮らしのお家や、子ども部屋でできる工夫をご紹介します。コンパクトな空間は、圧迫感を覚えやすかったり、オンオフの境目が曖昧になりやすかったりしますよね。ここでは、「スッキリ」「メリハリ」「開放感」をキーワードに、ユーザーさんの工夫をご紹介します。自分だけの空間を快適に整えてみてくださいね!


■コンパクトでもスッキリと

仕事もプライベートも快適に!暮らしやすいお部屋レイアウトの工夫
撮影:suzuさん


お部屋に家具が複数あっても、ゴチャついた印象にはしたくないですよね。suzuさんは、大学生の息子さんのお部屋を紹介してくださいました。青や黒を基調にしたインテリアや、壁沿いにまとまった家具が、スッキリ感を演出しています。背の高い家具は奥に配置することで立体感が生まれ、空間が引き締まって見えますね。


■ゾーニングでメリハリを

仕事もプライベートも快適に!暮らしやすいお部屋レイアウトの工夫
撮影:muroさん


空間を区切る「ゾーニング」を取り入れると、生活空間にメリハリが付きますよ。muroさんは、ディアウォールで作ったパーテーションを、ベッドの横に設置されていました。程よく囲まれた空間で、リラックスしながら就寝できそうです。棚を付ければ収納もできるため、限られた空間を効率的に使えますね。


■仕切らず開放的に

仕事もプライベートも快適に!暮らしやすいお部屋レイアウトの工夫
撮影:SnSさん


仕切らずに開放感を重視した実例もありますよ。SnSさんは、ワンルームでも広々とした印象のお部屋を作られていました。お部屋は特に間仕切りはしていないのだそう。

ほかにも高さを抑えた家具や、視線を上に誘導する照明、明るい色使いといった工夫も詰まっています。圧迫感なく、奥まで視線が抜けるアイデアはマネしたいですね。



ワークスペース・書斎

最後は、ワークスペースや書斎でできる工夫をご紹介します。在宅勤務の増加に伴い、仕事や趣味に集中できるお部屋を取り入れている方も多いのではないでしょうか。作業に集中できるだけでなく、居心地がよくなるような工夫も取り入れて、毎日を充実した気持ちで過ごせる空間を作ってみませんか。


■圧迫感なく仕切る

仕事もプライベートも快適に!暮らしやすいお部屋レイアウトの工夫
撮影:75さん


お部屋をワークスペースとそれ以外の空間に分けたい場合は、仕切りを活用してみましょう。75さんは、お部屋を在宅勤務エリアと室内干しエリアに区切って使用されていました。無印良品のシェルフは、背が高すぎず、背面の板もないため、空間をゆるやかに仕切れますね。同じ部屋を家族と使う場合にも便利なアイデアです。


■前後で区切って切り替えやすく

仕事もプライベートも快適に!暮らしやすいお部屋レイアウトの工夫
撮影:marukoさん


お部屋を前後に分けると、同じ部屋の中でも景色が変わり、気持ちの切り替えがしやすいですよ。marukoさんは、手前には作業用のテーブルを、奥は仕事や趣味のアイテムを配置されていました。集中できる環境でありながら、気分転換をしたいときには好きなものに触れられるため、素敵なアイデアが浮かんできそうですね。


■隠れ家のように落ち着ける空間に

仕事もプライベートも快適に!暮らしやすいお部屋レイアウトの工夫
撮影:hanappaさん


リラックス度を重視したい方は、こじんまりとしたレイアウトもオススメですよ。hanappaさんのご家族のワークスペース兼マンガ部屋は、約3帖でコンパクトさが心地よいそうです。仕事中はどうしても緊張感が続きがちですが、フェイクグリーンやアートなど、気持ちが和らぐものを取り入れているのもいいですね。



暮らしやすいお部屋レイアウトの工夫をご紹介しました。さまざまな実例の中から、お家に合った工夫は見つかりましたでしょうか。ユーザーさんの工夫を参考に、心地よさと自分らしさを叶えるお部屋作りをしてみてくださいね!



執筆:citron
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