先日、ローマのイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィが上海申花に移籍。さらにウエストハム・ユナイテッドのオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチが上海上港に移籍することも公式発表された。

 給料は良いが、なかなか現地で馴染めていない選手が多い中国サッカー。そこで今回は、昨年の夏と冬の移籍市場で中国へ移籍した選手たちがどの様な成績を残したかご紹介していく。

昨シーズン、欧州から中国に移籍した選手たち

パウリーニョ
所属チーム:広州恒大

2018年にバルセロナから広州恒大に移籍したパウリーニョ。2015年にはトッテナム・ホットスパーから広州恒大に加入し2年間プレーしていたパウリーニョの中国復帰は当時も話題になった。

そんなパウリーニョは昨シーズン19試合に出場し、13ゴール7アシストと活躍。今シーズンは23試合で9ゴール6アシストを記録している。

昨シーズン、欧州から中国に移籍した選手たち

マルアン・フェライニ
所属チーム:山東魯能

今年の冬にマンチェスター・ユナイテッドから山東魯能に移籍したフェライニ。デビュー戦で移籍後初ゴールを決め、話題にもなったが、中国では19試合に出場し7ゴール4アシストを記録。その後もコンスタントに得点を決めている。

なおACLに出場していた山東魯能だが、ベスト16に進出するも広州恒大にPK戦の末敗れている。

昨シーズン、欧州から中国に移籍した選手たち

エデル
所属チーム:江蘇蘇寧

昨年夏にインテルから江蘇蘇寧に移籍したエデル。もちろんスタメンとして活躍するストライカーは昨年、16試合に出場。

11ゴール8アシストを記録。今シーズンは17試合に出場し、7ゴール2アシストと昨年と比べるとやや見劣るも得点を奪い続けている。

昨シーズン、欧州から中国に移籍した選手たち

ザンドロ・バーグナー
所属チーム:天津泰達

今年の1月にバイエルン・ミュンヘンから天津泰達に移籍したバーグナー。移籍後、14試合に出場しているが、思うような結果は残せておらず、3ゴール1アシストにとどまっている。また、チームもACL出場権名内のチームから勝ち点差「18」も離されたリーグ7位に位置しており、厳しい戦いが続いている。

昨シーズン、欧州から中国に移籍した選手たち

ムサ・デンベレ
所属チーム:広州富力

今年の冬にトッテナム・ホットスパーから広州富力に加入したムサ・デンベレ。怪我が多かったデンベレはペースの遅い中国サッカーを魅力的に感じ移籍したとも報じられ話題になった。

そんなデンベレは15試合に出場し、1ゴール4アシストを記録。今のところ怪我での欠場はまだしていない。

昨シーズン、欧州から中国に移籍した選手たち

ハビエル・マスチェラーノ
所属チーム:河北華夏

2018年の夏にバルセロナから河北華夏に加入したマスチェラーノ。移籍後、半年で27試合に出場し1ゴール1アシストを記録。ほぼすべての試合でフル出場を果たしチームに貢献していたが、今冬退団の噂が浮上。

母国アルゼンチンのエストゥディアンテス・デ・ラ・プラタへの復帰が噂された。

しかし、マスチェラーノはそのまま残留。今季は15試合に出場し、5アシストを記録している。

なお、マスチェラーノと河北華夏の契約は今年の12月末までとなっている。

昨シーズン、欧州から中国に移籍した選手たち

マレク・ハムシーク
所属クラブ:大連一方

今年の2月にナポリから大連一方に移籍したハムシーク。ベルギー代表のMFヤニック・フェレイラ・カラスコと同じチームに所属し話題になり、先日にはニューカッスル・ユナイテッドを退任したラファエル・ベニテス監督の就任が決まった。

そんなハムシークは今季15試合に出場。2ゴール2アシストを記録している。なお、チームはリーグ10位に停滞している。

 

編集部おすすめ