写真提供: konami.com

いよいよ発売日の9月12日まで、残すところ3日となった「ウイニングイレブン2020」。前作「ウイニングイレブン2019」からどれほどパワーアップしているのだろうか。

今回はウイニングイレブンの最新作と前作を比較し、特にゲーム性を進化させるであろう5つのポイントをご紹介する。

ウイイレ2020は2019とここが違う!進化した5つのポイント
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マスターリーグ

「ウイイレ2020」が目玉の1つとしてアピールしているのが、オフライン専用モードのマスターリーグだ。アレックス・ファーガソ氏やアーセン・ベンゲル氏のようにクラブの全権監督となり、チームを発展させていく人気モードの1つとなっている。

今作ではヨハン・クライフ氏やディエゴ・マラドーナ氏など、実在するレジェンドたちを監督として使えるようになった。また、クラブ内で起きる様々なドラマをイベント化し、よりリアルなクラブ運営に没入できるという。

そして、交渉など勝敗によりシナリオが分岐。様々な自分だけのストーリーを楽しめるようになっている。また、移籍市場でも現実世界の年俸などをもとに移籍金が設定され、より現実に近い交渉が体感できるようだ。

ウイイレ2020は2019とここが違う!進化した5つのポイント
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代表選手FP

前作から人気モードmyclubに実装されたFP(フィーチャード・プレーヤー)。リーグ戦の行われた週に活躍した選手が、通常よりもパワーアップして登場し、myclubの様相を一変させた。

ただ、ウイニングイレブンの弱点でもあるライセンス問題により、搭載されていないクラブのFP選手が登場しないというジレンマがあったのも事実だ。

しかし、今作からは代表戦で活躍した選手もFPとして登場するようだ。

今作はEURO(欧州選手権)と独占パートナーシップを締結しており、同大会で活躍した選手が登場するのではないかと噂されている。

ウイイレ2020は2019とここが違う!進化した5つのポイント

選手長所

これまで、プレースタイルという形で選手のプレーにその選手らしさが加えられてきた。しかし、今作からは新要素である「選手長所」が実装される。

「選手長所」とはその選手自身の動きに影響を与えるのではなく、チームメイトの動きに影響を与える。例えば「ドリブル突破」の「選手長所」を持った選手なら、周囲の選手はその選手のドリブルコースを空ける(提供する)動きを意識する。

これまで以上に現実に近い動きを、試合の中で見ることができるだろう。

ウイイレ2020は2019とここが違う!進化した5つのポイント

アグレッシブネス(新能力)

今作から新たに追加された能力にアグレッシブネスがある。これはボールやボールホルダーについて、どれくらい積極的にプレスをかけにいくかという指標だ。

これまでは現実世界ではタイプの異なる選手でも、プレースタイルやディフェンスセンス、ボール奪取の値が近しい選手だと同じような動きを見せていた。しかし、この能力が採用されたことで、現実世界でボールやボールホルダーに対して積極的な選手とそうでない選手が、ゲーム内でも表現できるようになった。

小さなポイントかもしれないが、ディフェンス時のコンタクトが激しくなった今作では(特にDFや守備的MFは)最も重要視される能力になるかもしれない。

ウイイレ2020は2019とここが違う!進化した5つのポイント

豊富なトラップ

これまでのウイイレでは、トラップ際の駆け引きのパターンは限られていた。

シュートキャンセルやトラップスル―などを使う人は多かっただろう。

しかし、今作ではトラップ時に相手の逆を突くことができる「トリックトラップ」が実装された。そのほかにも「ノータッチコントロール」など、ボールに触れる前からの駆け引きに多様性が生まれている。

ゲームの短所であるパターン化に抗う1つの手段になりそうだ。

この他にも

上記以外にもこれまで以上に体勢に左右される事になったキックの精度や、味方AIの攻撃時の質向上など様々な進化が感じられる「ウイニングイレブン2020」。前作をプレーしたあなたにも、しばらくゲームから離れていたあなたにも、お勧めできる1本になりそうだ。

 

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