今月19日にマウリシオ・ポチェッティーノ氏がトッテナム・ホットスパー監督が29日にはウナイ・エメリ氏がアーセナル監督を解任され、サッカー界で大きな注目を集めた。ただ、プレミアリーグには今シーズン中に解任の危機にある監督は少なくない。
そこで今回はプレミアリーグのクラブの中で離職する可能性がある監督を英国ブックメーカー『ウィリアム・ヒル』のオッズとともに紹介していく。

ラルフ・ハーゼンヒュットル
クラブ:サウサンプトン
オッズ:13倍
2018年12月にサウサンプトンの指揮官に就任したハーゼンヒュットル監督。昨シーズンは低迷していたチームを1部残留に導いたものの、2年目となった今シーズンは苦しい戦いが続いている。
第13節までのサウサンプトンは、3勝3分8敗でリーグ19位。先月24日に行われたアーセナル戦を引き分け、先日行われたワトフォード戦を2-1で勝利。ここから上昇ムードとなるだろうか。

マヌエル・ペレグリーニ
クラブ:ウェストハム・ユナイテッド
オッズ:13倍
マヌエル・ペレグリーニ監督も、厳しい立場に置かれている監督の1人。先日行われたチェルシー戦では1-0で勝利したものの、リーグ順位も13位とチームの状態は決して良いとは言えない。この状況が続くならペレグリーニ監督の解任は近いかもしれない。

ヌーノ・エスピリート・サント
クラブ:ウルバーハンプトン・ワンダーランズ
オッズ:12倍
現在、4勝8分2敗でプレミアリーグ6位とまずまずの成績を残しているウルブス。おそらくヌーノ監督が12倍になっている理由はアーセナル監督の就任の可能性が考慮されているからだろう。

オーレ・グンナー・スールシャール
クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
オッズ:7.0倍
昨シーズン途中にジョゼ・モウリーニョ前監督からチームを引き継いだスールシャール監督。しかし、今シーズンは4勝5分4敗でリーグ9位と難しい時間を過ごしている。
現在ユナイテッドは主力のフランス代表MFポール・ポグバが9月から離脱中。その他にもスコットランド代表MFスコット・マクトミネイ、U-21ポルトガル代表DFディオゴ・ダロトなど、多くの負傷選手がいる。しかし、彼らは今年中での復帰が予想されており、復調へのきっかけになるかもしれない。

マルコ・シウバ
クラブ:エバートン
オッズ:1.25倍
圧倒的の1番人気にはエバートンのマルコ・シウバ監督がランクイン。シーズン開幕前にはトップ6入りも期待されていた同クラブだが、ここまで4勝2分7敗の16位と、苦しい戦いが続いている。
サポーターからの批判も日に日に増しているシウバ監督だが、状況を劇的に改善できるだろうか。