明治安田生命J1リーグの柏レイソルは9日午前、先日契約満了に伴い退団となっていたGK桐畑和繁と再契約を結んだこと、および2021シーズンはFC岐阜へ期限付き移籍により加入することを公式発表している。

 桐畑和繁は柏レイソルの下部組織から2006年にトップチーム昇格すると、貴重なバックアッパーとして長年にわたりクラブを支えている。

2014シーズンは正守護神を務めていたGK菅野孝憲の不調もあり、シーズン終盤のJ1リーグ11試合に出場し来季AFCチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献。2018シーズンには日本代表GK中村航輔の負傷離脱もあり18試合に出場していた。同選手は昨年12月のJ1リーグ最終節・川崎フロンターレ戦後の挨拶において、自らの言葉で柏レイソル退団を発表するとともに、2018シーズンのJ2降格に対する謝罪の言葉を述べていた。

 桐畑和繁は異例ともいえる再契約について「先日退団のあいさつをして、ルヴァンカップ決勝後には横断幕まで出していただきましたが、このたび幸せなことに柏レイソルと再契約をしていただき、自分自身もびっくりしています。今シーズンからはFC岐阜に期限付き移籍することになりました。柏レイソルで培った自分の経験、力、全てをぶつけてFC岐阜の昇格のために頑張ってきます。ガンバレ!!柏レイソル!!!」と力強いメッセージを送っている。

 また、FC岐阜への加入については「柏レイソルから来ました、桐畑和繁です。初めての移籍で正直不安もありますが、自分を信じて獲得してくれたFC岐阜のために自分の全てを出して頑張ります!J2昇格!!FC岐阜ファミリーみんなで闘い抜きましょう!!!よろしくお願いします!」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残した。

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