明治安田生命J2リーグのアルビレックス新潟は17日、サンガスタジアム by KYOCERAでJ2リーグ第22節・京都サンガ戦に臨んだ。この試合でアルベルト・プッチ・オルトネダ監督は、昨季レンタルの身でアルビレックス新潟に在籍していたDF荻原拓也と再会しているが、自身のSNSアカウントで同選手への思いを綴った。

 荻原拓也は昨年8月に浦和レッズからアルビレックス新潟へ期限付き移籍により加入。リーグ戦24試合に出場するなど、アルベルト監督から確かな信頼を寄せられていた。ただ、同選手は昨季終了後に期限付き移籍期間満了によりアルビレックス新潟を退団。今季から京都サンガへレンタルにより加わると、第5節・ブラウブリッツ秋田戦をのぞき全試合で先発出場するなど主力に定着している。

 同選手は古巣対戦でも先発メンバーに名を連ねると、前半に先制ゴールをマーク。75分までプレーして京都サンガに勝ち点1をもたらしている。

また、試合後にはアルビレックス新潟サポーターのもとへ挨拶に行ったほか、アルベルト監督と抱擁を交わしている。

 そんな荻原拓也についてアルベルト監督は「サッカーは人生のようなもの。 リスペクトすれば、リスペクトされる。 オギは、アルビにとって非常に困難な時期に我々と一緒に戦ってくれた選手の1人。新潟も私も彼をとても愛しており、彼の今後の活躍を願っています。彼は心の綺麗なナイスガイです」とコメント。

同選手に対する感謝の気持ちを示している。

 なお、アルビレックス新潟はこの一戦をドローで終えたことにより勝ち点を「45」まで積み上げている。首位の京都サンガや2位のジュビロ磐田と3ポイント差の3位につける中、シーズン後半戦におけるアルベルト監督の采配にさらなる期待がかかる。