東京五輪のU24日本代表MF遠藤航は、VfBシュツットガルトで2021/22シーズンのキャプテンに就任しているが、ドイツメディア『キッカー』は26日にキャプテンが決定するまでの過程について伝えている。
現在28歳の遠藤航は浦和レッズで頭角を現し、FIFAワールドカップ・ロシア大会の日本代表に選出。
その中、シュツットガルトは今月24日、契約満了により退団した元ドイツ代表MFゴンサロ・カストロにかわり、遠藤航がキャプテンに就任したことを公式発表。これについてマタラッツォ監督は「我々のキャプテンは全員をまとめることが求められるし、私はその要素を重視している。ワタルは他の選手のために責任を終える存在だ」と語っていた。
そして、『キッカー』はチームメイトの総意として、遠藤航がキャプテンにふさわしいという結論に達していたと報道。マタラッツォ監督は遠藤航に電話でキャプテン就任を伝えていた模様。本人もビデオメッセージを通じて指揮官やチームメイトに対して感謝の言葉を述べたという。
なお、遠藤航は現在U24日本代表の一員として東京五輪の男子サッカー競技に臨んでいる。同選手はここまでグループステージ第1節の南アフリカ戦、第2節・メキシコ戦の2試合いずれもフル出場しており、チームの勝利に大きく貢献している。