明治安田生命J2リーグのモンテディオ山形は30日午前、ブラジル人FWルリーニャが契約満了により退団することを公式発表している。

 現在31歳のルリーニャは、ブラジルや韓国、UAEアラブ首長国連邦、キプロスのクラブに在籍し、昨年にジュビロ磐田へ完全移籍により加入。

公式戦26試合の出場し5ゴールをあげたものの、シーズン終了後に契約満了により退団。しばらくフリーの身となったものの、4月4日のモンテディオ山形へ加入していた。

 ルリーニャは4月21日に行われたJ2リーグ第9節・V・ファーレン長崎戦でモンテディオ山形でのデビュー戦を飾っていた。しかし、4月下旬に元清水エスパルス監督のピーター・クラモフスキー氏が監督に就任すると、クラモフスキー監督はMF山田康太とFW林誠道を2トップのレギュラーに固定。ルリーニャは10試合での途中出場にとどまっていた。

 同選手はモンテディオ山形を退団することについて「みなさん4ヶ月という短い期間でしたが、私を温かく迎えていただきありがとうございました。大好きなこのチームでJ1昇格まで共に戦いたかったです。チームを離れますが、これからの後半戦での躍進を心から願っています。またみなさんとお会いできる日を楽しみにしています」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。

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