アーセナルがボローニャに所属するスコットランド代表DFアーロン・ヒッキー(19)の獲得に近づいているようだ。イタリア『カルチョナポリ』が伝えた。

 母国のハーツでプロキャリアをスタートさせたヒッキーは、正確なキック制度と高い足下の技術を兼ね備える左サイドバック。2020年9月からボローニャに活躍の場を移すと、昨季は負傷などの影響で出場機会が限られていたが、今季はここまでセリエA34試合に出場して5ゴールをマークしている。

 そんなヒッキーにアーセナルが強い関心を示しており、ボローニャのスポーツディレクターを務めるリッカルド・ビゴン氏がロンドンに赴いた模様。そして、アーセナルと交渉を行い2000万ユーロ~2500万ユーロ(約26億9000万円~約33億6000万円)の移籍金で合意に至ったとのことだ。

 なお、両クラブは昨夏の日本代表DF冨安健洋の取引以降、良好な関係を築いている模様。ヒッキーにはナポリも関心を示していたとみられているが、アーセナルが争奪戦を制したとみられている。