アーセナルが、ビジャレアルに所属するスペイン代表MFジェレミ・ピノ(19)の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えた。

 ビジャレアルでプロキャリアでスタートさせたピノは独特なタッチでの狭い局面を打開する技術やスピードに乗ったドリブルが魅力のサイドアタッカー。昨季はラ・リーガ31試合に出場して6ゴール4アシストの成績を残し、昨年10月にはスペイン代表デビューも果たしている。

 そんなピノに対して、今夏にブラジル代表FWハフィーニャの獲得に動くなどウイング補強に向けた動きを見せるアーセナルが関心を示している模様。リバプールも関心を示す同選手には8000万ユーロ(約108億9000万円)の契約解除金が設定されているが、ビジャレアルはアルゼンチン代表MFジョバンニ・ロ・チェルソなどの補強に向けた資金を手にするためにそれよりも低い金額で売却に応じる可能性もあるようだ。

 また、2-0で勝利を手にした今季開幕戦のクリスタル・パレス戦後にミケル・アルテタ監督がさらなる補強を示唆したアーセナルは、ウイングの他にセントラルMFの獲得を標榜。そのターゲットはレスター・シティに所属するベルギー代表FWユーリ・ティーレマンスだとみられている。