ブラジル2部シャペコエンセ所属のブラジル人FWペドロ・ペロッティ(25)は、Jリーグクラブへの移籍がほぼ確実となったようだ。24日、ブラジル国内のラジオ局『Radio Chapeco』のコラムニストが伝えている。

 身長186cmで左利きのペロッティは、2017年にシャペコエンセのトップチームに昇格。ポルトガル2部ナシオナルへのレンタル移籍をへて2020年8月にシャペコエンセへ復帰した後は、しばらくスタメンでの出場機会に恵まれなかった。

 しかし昨季にクラブが2部降格となると、今季はリーグ戦で38試合中21試合に先発出場して6ゴールをマーク。先発出場試合数とゴール数ともにプロデビュー以降最多の記録を残すとともに、主力選手として活躍していた。

 そんなペロッティの去就については、『Radio Chapeco』のコラムニストであるロドリゴ氏が先月15日に「ペロッティのもとにJリーグクラブからオファーが届いている」とツイート。以前からJリーグ移籍の可能性が取りざたされていた。

 するとロドリゴ氏は今月24日になって「ペロッティは1年レンタルにより日本国内のクラブへ移籍する。一定の金額で(ペロッティの)保有権の70%を買い取るオプションも盛り込まれており、すでに書類のやり取りが行われている」と投稿。移籍先のクラブ名やレンタル料などを明かさなかったものの、同選手のJリーグ移籍で合意に達したとリポートしている。

 ポルトガル2部でのプレー経験も持つペロッティ。どのクラブが外国籍ストライカーの獲得に動いているのか気になるところだ。