川崎フロンターレ所属の元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアンは、以前から母国復帰が噂されているが、他クラブとの交渉は進んでいないようだ。
同選手は2021シーズンまで絶対的ストライカーとして活躍していたが、昨季はリーグ戦でわずか5ゴール。
また今月2日に行われた明治安田生命J1リーグ第26節のセレッソ大阪戦では、先発出場も前半から低調なパフォーマンスを露呈。前半の時点でFW小林悠との途中交代を求める声がSNSで上がる中、鬼木達監督は74分にダミアンを下げて小林を投入していた。
そんなダミアンは今年4月、ブラジルのラジオ局『バンデランテス』の番組出演時に「今の段階では、川崎との契約は今年末までだ。最初は川崎に残ろうと思っていたんだけど、ブラジルに戻ってプロキャリアを終えたいと考えているんだ」と、自身のキャリアプランを披露。
以前からブラジル1部SCインテルナシオナル復帰が噂されているが、今年夏のブラジル移籍市場最終日までに実現することはなかった。
それでもブラジルメディア『Radar Esportes』は、契約満了を迎えるタイミングで母国復帰の可能性があると主張。一方、インテルナシオナルの専門誌『Revista Colorada』は今月7日に「他クラブとの交渉は全く進んでいない。彼の代理人が今週のインタビューで語ったように、ダミアンの将来はオープンだ」と、ダミアンの去就に関する現状を伝えている。
なお川崎の前線では、トルコ1部ガラタサライを退団した元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミスが先月に加入。