日本代表MF三笘薫は、プレミアリーグ(イングランド1部)ブライトンの中心選手として活躍。同クラブと契約延長の可能性が報じられているが、現在の年俸額でMF鎌田大地(ラツィオ)やMF南野拓実(ASモナコ)を大幅に下回っているようだ。

 三笘は昨季、プレミアリーグで7ゴール5アシストと結果を残すと、今季もここまで公式戦全6試合スタメン出場で1ゴール3アシスト。今月21日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージのAEKアテネ戦では本来のパフォーマンスを発揮できなかったが、それでも主力選手として信頼を寄せられている。

 英メディア『ギブミースポーツ』は、プレミアリーグ全20クラブの最高給取りを紹介。ブライトンではMFアダム・ララーナの週給9万ポンド(約1640万円)であり、「ブライトンはバーゲン、選手育成、エリート移籍戦略で有名だ。35歳のララーナがブライトンの最高給取りであるのは奇妙である」と記されている。

 また同メディアによると、三笘の週給は1万ポンド(約180万円)、年俸換算で52万ポンド(約9400万円)であるとのこと。

他の日本人選手との比較では、今年夏にラツィオへ完全移籍した鎌田が300万ユーロ(約4億7000万円)、今季モナコで完全復活の南野が450万ユーロ(約7億円)と報じられている。

 なお英メディア『90min』は今月上旬に「ブライトンが三笘に契約延長オファーを準備」とリポート。それでもマンチェスター・ユナイテッドをはじめビッグクラブからの関心が盛んに報じられている。FW大迫勇也ヴィッセル神戸)など一部のJリーガーよりも低年俸であるだけに、三笘の年俸大幅アップが期待される。