明治安田生命J1リーグ・セレッソ大阪が、ブラジル1部アトレチコ・パラナエンセ所属のブラジル人MFヴィトール・ブエノに関心を寄せていると、現地で報じられている。

 現在29歳のブエノは、身長185cmで右利きの攻撃的MF。

サントスやサンパウロなどブラジル国内の複数クラブを渡り歩いたほか、2018年8月から8か月にわたりウクライナ1部ディナモ・キエフでもプレー。昨年2月にサンパウロからアトレチコへ移籍した。

 そのアトレチコでは、加入1年目こそリーグ戦13試合のスタメン出場で4ゴール1アシストと出番が限られていたが、今季は主力選手として活躍。リーグ戦25試合のスタメン出場で5ゴール5アシストをマーク。主に前線1トップのシャドウや右ウイングで起用されている。

 ブラジルメディア『グローボ』によると、C大阪はアトレチコと2024年末まで契約を残すブエノの獲得に興味。

近日中にも正式オファーを提示する予定だという。またアトレチコは今月8日に会長選挙を実施するとのこと。ブエノに関する交渉は新会長が決定した後に始まるとみられる。

 C大阪の外国人アタッカーでは、ブラジル人FWレオ・セアラに古巣ECヴィトーリアからの関心が報じられているが、高額年俸により交渉が進む可能性は低いと模様。ブラジル人FWカピシャーバは6月以降、レギュラーに定着。リーグ戦で1ゴールも、レオ・セアラとともに必要不可欠な戦力として活躍。

またアビスパ福岡から完全移籍加入のMFジョルディ・クルークスも右サイドでレギュラーを張っていたが、一部で今冬退団の可能性が報じられている。